品番 02-1197
委託品
末備前の著銘刀工
保存刀剣 備前國長船祐定 二尺三寸 拵入 白鞘付
NBTHK Hozon, Muromachi era(1336-1573) sword by Bizen Kuni Osafune Sukesada
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 69.6cm |
反りCurvature | 1.4cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 2個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 32.4mm | 先幅Width at the top | 21.3mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.3mm | 先重Thickness at the top | 5.0mm |
重量Weight | 刀身840g、抜き身1,130g | 時代Period | 室町 |
銘文Signature and Date | (表)備前國長船祐定 | ||
登録Registration Code | 平成20年3月14日 京都府教育委員会 |
品番 02-1197
<体配>
鎬造り庵棟、大磨り上げ、身幅重共尋常、やや腰反りで反り頃合、中峰。茎は磨り上げられ、鑢目は切、茎尻は一文字に切られる。
<地鉄>
地鉄は板目肌で乱れ映りが有る。
<刃紋>
刃文は直刃崩れに互の目が交じり、沸良く付き足入る、刃中は葉が入り砂流しがかかる。帽子は乱れ込み小丸に返る。
<特徴>
長船祐定は古くは明徳(南北朝)より大正(現代)まで代々続き栄えた刀匠で、最盛期の長船で祐定を名乗る刀工は数十名いました。
本作、磨り上げられてはいますが、未だ二尺三寸有ります、茎裏には年期を消した痕跡が有ります。また銘は「備前國」と切られているので、俗に
言う数打ち物では有りません。また柄は新調されているので鑑賞のみならず、居合にも使えます。
<拵>
ハバキ:素銅磨き地の一重。
鍔 :鉄地木瓜形梅花の図。
縁頭 :赤銅魚子地弦桔梗の図。
目貫 :赤銅高彫り秋草の図。
柄 :鮫は親粒が付く、柄巻きは正絹焦げ茶色の諸摘み巻き(新品)。
鞘 :黒呂。
<刀剣の状態>
研ぎ: 古研ぎのため地刃が雲っていますが、錆は有りません。
傷: 少し荒れた様な箇所が有りますが鍛え割れ等の大きな欠点は無く、研ぎの時に押さえてもらえれば目立たなく成るでしょう。