品番 01-1340
委託品
大業物 伯耆國住延秀作 二尺四寸 拵入
- 商品価格(税込)
- 売約済
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 72.8cm |
反りCurvature | 1.4cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 35.0mm | 先幅Width at the top | 26.0mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 8.0mm | 先重Thickness at the top | 5.0mm |
重量Weight | 刀身860g、抜き身1,180g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | (表)伯耆國住延秀作作 (裏)平成十八年八月日 |
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登録Registration Code | 平成28年9月13日 大阪府教育委員会 |
品番 01-1340
<体配>
冠落とし庵棟刀、身幅重共尋常、鳥居反りで中峰。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻。
<地鉄>
地金はよく詰んだ小板目肌に地沸ついて所々に地景が現れる。
<刃紋>
湾れ刃紋を主に小丁子が交じり、足良く入り、刃縁には金線、砂流しがよく絡み、刃中よく働く。鋩子は湾れ込んで先掃き掻け小丸へと返る。
<特徴>
伯耆住延秀 本名は前田秀志、昭和3年8月18日生まれ、鳥取県日野郡江府町佐川在住。師は川島忠善の弟子である父前田喜太郎刀匠(刀匠銘:義輝)。
伯耆国住延秀の刀は切れ味優れることで世界に知られており、特に抜刀の世界では神がかった性能を有する名刀です。
現に真剣を使った武道でギネスの認定を受けられた抜刀道龍星剣宗家、猿田光廣先生曰く「試し斬りしてちゃんと斬れるものが名刀です。」の愛刀として有名な御刀です。
猿田氏は、平成10年9月20日、名古屋東海テレビテレピアホールにて千本斬りを1時間36分36秒で見事達成。竹を1本芯にしてそこにゴザ1本分をきつく巻いたもの1000本を1人で斬りました。
途中で刀を替えることなく、1本の斬り損じもなく1人で1000本を連続して斬り納めたことがギネスに認定されました。2000年11月、正式にギネスブックに掲載されます。
またラストサムライに出演した、俳優で武道家のリ−村山先生も延秀を愛刀としており、畳表を切る素晴しい演武を世界で披露しています。
本作、珍しい冠落としのため抜けが良く、畳表を斬るのには最適だと思われます、また本刀は刀身の状態から見て形居合での使用のみで試斬には使用されていないでしょう。
所々に荒れた所が有りますが、延秀刀匠の特徴でも有り、切れ味、強度には何ら関係有りません。ぜひこの機会に大業物を手に入れて下さい。
<拵>
ハバキ:銀無垢一重の腰祐乗。
鍔 :鉄地水仙透かし。
縁頭 :天正。
目貫 :金地櫂の図
柄 :鮫は親粒が付き、柄巻きは牛表革の黒で諸捻り巻き。
鞘 :黒ロ、少し凹みが有りますが、割れは有りません。
<刀剣の状態>
研ぎ:概ね良好です。
傷: 所々荒れた所が有ります。