品番 02-1067
特別貴重刀剣
特別貴重刀剣 陸奥守橘為康 二尺二寸五分四厘 白鞘入 本拵付
- 商品価格
320,000円(税抜)336,000円(税込)
SOLD OUT
・陸奥守橘為康、紀州石堂二代康廣の晩年銘、本名は富田五郎左衛門、初代康廣(紀伊國康廣)の実子。初めは和歌山城下で鍛刀していましたが、後に父親と一緒に摂津に移住する。二代康廣は備中守を実子で有る三代康廣に譲って後、土佐将監橘康廣を名乗り、
陸奥守を受領後、陸奥守橘為康と名乗る。
刃長二尺二寸五分反り五分鎬作り庵棟、体配は鳥居反りで中鋒と成る。地鉄は板目肌に乱れ映りがたち、刃紋は華やかな丁字刃を焼く。帽子は乱れ込み小丸に返る。茎は生で鑢目は勝手下がり、茎尻は栗尻と成る。
彫り物は表裏に片チリの棒樋がハバキ元で丸留と成る。
・ハバキは銀無垢二重。
<拵>
拵は時代の金物を使用していますが、昭和の終わり頃に作られた物だと思います。縁頭は赤銅魚子地に川の流れと龍、唐人が高彫りされ金鍍金された物で「江州彦根住 入山義近製」と銘が切られる。鮫は巻鮫で親粒が付き、目貫は赤銅製で唐人が乗馬している図柄です。
柄巻きは正絹白色蛇腹糸の諸摘み巻きで高価な物です。鍔は鉄地市女傘透かし(京透かし)、切羽は素銅に金着です。鞘は黒呂(本漆)で返り角が付く。
<その他>
紀州石堂の代表刀工陸奥守橘康廣の作品です、刃紋と言い地鉄と言い見ていても飽きが来ないです。拵も立派な物でこれだけでも鑑賞出来ます。また現在特別貴重刀剣のみ付いていますが、保存刀剣は間違い無いでしょう。
<刀剣の状態>
研ぎ: 研ぎは古研ぎですが、錆は有りません。
傷: 樋中に数箇所小さな傷が有りますが、平地には傷は有りません。
品番 02-1067
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 68.3cm |
反りCurvature | 1.5cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 31.7mm | 先幅Width at the top | 23.4mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 6.5mm | 先重Thickness at the top | 4.3mm |
重量Weight | 刀身のみ645g、抜き身910g | 時代Period | 江戸初期 |
銘文Signature and Date | (表)陸奥守橘為康 | ||
登録Registration Code | 平成25年8月20日 東京都第310161号 |