品番 01-1455
新品拵付
大業物 豊前住河野貞光 國光作 二尺四寸五分強 拵入
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 73.6cm |
反りCurvature | 1.7cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 2個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 33.5mm | 先幅Width at the top | 24.7mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 6.8mm | 先重Thickness at the top | 5.1mm |
重量Weight | 刀身690g、抜き身990g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | (表)豊前住河野貞光國光作 (裏)辛巳年四月日 |
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登録Registration Code | 平成13年5月17日 福岡県教育委員会 |
品番 01-1455
<体配>
鎬造り庵棟、身幅広く重尋常、鳥居反りで中峰。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は刃上がりの剣形。
<地鉄>
良く詰んだ杢目肌に地沸が付く。
<刃紋>
互の目乱れで、帽子は乱れ込み小丸に返る。
<特徴>
豊前住河野貞光、本名は河野博、昭和二十五年生まれ。福岡県京都町犀川にて鍛刀していましたが、惜しくも数年前にお亡くなりに成りました。師は人間国宝の月山貞一刀匠です。
月山貞一の門下中でも腕前高い刀工で技量優秀により、師より”貞”の一字を戴き、以後、「貞光」と名乗ります。地鉄造りの美しさは文句なし、出来は当然のこと素晴らしく、更に貞光は、折れず
曲がらずに良く斬れる日本刀を追求されており、斬味では大業物匠中随一とかなりの定評が有ります。その凄まじい斬れ味から「今虎鉄」と呼ばれ、武道家にも絶大な人気を誇る刀匠です。
河野刀匠がご存命の頃は弊社の製品もよく製作していただきました、しかしお亡くなりに成られてからは手放す方が少なく滅多に市場には出回りません。銘は國光刀匠との合作銘に成っていますが、
貞光刀匠が単独で作刀したものです。銘は貞光単独銘以外に國光刀匠、國栄刀匠(石断丸に見られる合作銘)との合作銘が有ります。
本作は、同業者が長期在庫していた物で、拵は新品を誂え、研ぎも研ぎ上げたままの状態で保管していたそうですが、ハバキ元の棟に少し錆が出ています。これは出荷前に除去します。
長さも二尺四寸五分以上有り、バランスも良く居合に最適な一振りです。この機会に是非手に入れて下さい。
<拵>
ハバキ:銀無垢一重の庄内。
鍔 :鉄地三日月武蔵。
縁頭 :銀無垢竹の図。
目貫 :鷺の図
柄 :鮫は親粒が付き巻鮫、柄巻きは正絹の黒で諸捻り巻き。
鞘 :乾漆黒石目。
<刀剣の状態>
研ぎ:概ね良好ですが、ハバキ元の棟に少し錆が有ります。
傷: 傷は有りません。