品番 00-1090
岐阜県重要無形文化財
兼成作 二尺三寸五分六厘 新作刀
Kanenari saku
恐れ入りますが本商品は売り切れとなりました。
・濃州住兼成 本名後藤良三 大正15年生まれ 岐阜県関市在住、師は渡辺兼永刀匠で、岐阜県重要無形文化財保持者です。
刃長は二尺三寸五分六厘反り五分三厘庵棟、鎬造り。体配は身幅広く重薄く、反りは程良い鳥居反りで切先は大切っ先と成る。地鉄は板目肌、刃文は末備前の祐定の様な丁子刃で足が入り銀筋が流れ金筋が光る、帽子は乱れ込み小丸に返る、茎は生で鑢目は勝手下がり茎尻は栗尻。
・ハバキは銀無垢の庄内ハバキ。
<拵>
・拵えは誂えで金具類は全て現代物です。縁頭コジリと鍔は一作で唐草の布目象嵌が入る。鮫は巻き鮫で親粒が付きます。目貫は千鳥の図、柄巻きは茶色の裏革です。鍔は鉄の肥後鍔。鞘は金梨地です。鯉口の刃側19cmくらいに補強が入っています。
<その他>
・非常にしっかりした作りで試斬に最適な刀です。またバランスが良いため軽く感じます。岐阜県無形文化財保持者が鍛えた、試斬に最高の一振りです。
<刀剣の状態>
研ぎ: 研ぎは研ぎ上がり状態です。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。
品番 00-1090
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 71.4cm |
反りCurvature | 1.6cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 36.5mm | 先幅Width at the top | 29.2mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.2mm | 先重Thickness at the top | 5.3mm |
重量Weight | 刀身のみ940g、鞘を払って1220g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | 表:兼成作 裏:平成十九年十二月吉祥日 | ||
登録Registration Code | 平成19年12月18日 岐阜県教育委員会 第78480号 |