兼成作(岐阜県重要無形文化財)二尺四寸三分 新作刀 | 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

兼成作(岐阜県重要無形文化財)二尺四寸三分 新作刀

品番 00-1065

岐阜県重要無形文化財
兼成作 二尺四寸三分 新作刀

・濃州住兼成 本名後藤良三 大正15年生まれ 岐阜県関市在住、師は渡辺兼永刀匠で、岐阜県重要無形文化財保持者です。
・刃長は二尺四寸三分反り五分三厘庵棟、鎬造り。体配は程良い鳥居反りで切先は中切っ先と成る。地鉄は板目肌、刃文は末備前の祐定の様な丁子刃で足が入り、帽子は乱れ込み小丸に返る、茎は生で鑢目は勝手下がり茎尻は栗尻。
・彫り物は表裏に片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。
・ハバキは銀無垢の庄内ハバキ。

<拵>
・拵えは誂えで金具類は全て現代物です。石目地に笹の図柄、、鮫は巻き鮫で親粒が付きます。目貫は鴛鴦の図、柄巻きは黒の裏革です。鍔は鉄鍔で正阿弥水仙透かし。鞘は黒の石目です。鯉口の刃側19cmくらいに補強が入っています。

<その他>
・非常にしっかりした刀ですが、バランスが良いため軽く感じます。岐阜県無形文化財保持者が鍛えた、居合いに最高の一振りです。

<刀剣の状態>
研ぎ: 研ぎは研ぎ上がり状態です。
傷: 差し裏の樋中に少し荒れた所が有りますが、欠点に成るような傷は有りません。

品番 00-1065

種別Category 刃長Blade length 73.6cm
反りCurvature 1.6cm 目釘穴a rivet of a sword hilt 1個
元幅Width at the bottom part of blade 33.5mm 先幅Width at the top 25.5mm
元重Thickness at the bottom part of blade 7.0mm 先重Thickness at the top 5.2mm
重量Weight 刀身のみ740g、鞘を払って1030g 時代Period 平成
銘文Signature and Date 表:兼成作 裏:平成十八年卯月吉祥日
登録Registration Code 平成18年5月18日 岐阜県教育委員会 第66374号
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