品番 00-1057
大業物
現代刀 関住正直作 二尺三寸一分
恐れ入りますが本商品は売り切れとなりました。
・関住正直刀匠は岐阜県関市在住で義父の兼秀刀匠に師事する。正直刀匠の刀は戸山流の方が良く使っておられ、隠れた大業物として、試斬をされている方々の中では、折れず曲がらず良く切れる刀として有名です。また竹/畳表両方に使えます。正に河野貞光や笹露にも匹敵すると言っても過言ではない刀です。刃長は二尺三寸一分反り六分庵棟、鎬造り。体配は身幅太く厚く豪壮で先反りが付き、切っ先は大切っ先と成る。地鉄は良く詰んだ杢目に、刃文は焼き幅の広いのたれ調の直刃を焼く。帽子は直ぐに入り小丸に返る。茎は生で勝手鑢がかかり茎尻は栗尻と成る。ハバキは銀無垢の総祐乗。
<拵>
・拵えは全て誂えです(金具類は全て新物)。縁頭は肥後石目桜で目貫は松の図です。鮫は親粒が付き巻き鮫です、柄巻きは黒の裏革で巻いています。鍔は鉄地鶉萩図です。塗りは黒呂です。
<その他>
・平成18年12月登録の新作刀で、6月の初めに諸工作から仕上がってきたばかりの刀です。平成の業物、試斬に最適の一振りです。研ぎは居合研ぎではなく、美術刀剣の研ぎをしています。またオフレコですが研ぎを依頼した研ぎ師の言葉として「研ぎの時、刀身に巻いている布が何回巻き替えてもすぐズタズタになり危ゆく手を切りそうに成った」、「この刀はもしかしたら河野貞光刀匠の刀よりも斬れるんでは」と言う事でした。
<刀剣の状態>
研ぎ: 研ぎの状態は研ぎ上がり状態です。
傷: 傷は有りません。
品番 00-1057
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 70.1cm |
反りCurvature | 1.8cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 2個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 37.0mm | 先幅Width at the top | 27.0mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 6.4mm | 先重Thickness at the top | 5.8mm |
重量Weight | 刀身のみ970g、鞘を払って1290g | 時代Period | 平成 |
銘文Signature and Date | 表:関住正直作 裏:平成十八年八月日 | ||
登録Registration Code | 平成18年12月19日 岐阜県 第77797号 |