無銘 応仁 子女笠水玉透鐔 |
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縦Length | 75.7mm | 品番 | ||
横Width | 74.5mm | ANT-139 | ||
切羽台厚Thickness of seppadai | 3.4mm | 価格(税込) Price(JPY) | ||
重量Weight | 95g | 売り切れ | ||
材質Material | 鉄 | |||
銘Signature | 無銘(応仁) | |||
備考Remarks | 桐箱付。保存刀装具鑑定書 |
<特徴>
室町時代中期の応仁頃、戦闘様式の変化に伴って現れた打刀のための鐔の一つが応仁鐔と呼ばれる極めて個性の強い鉄鐔。簡素な鉄地に素朴な真鍮の点象嵌や線象嵌を施し、また小透を配して独特の風情を表している。本作は簡潔に意匠化された鼓を小透とし、その輪郭を真鍮の線象嵌で強調して真鍮の点象嵌を撒き施した応仁鐔の典型作。惜しむらくは一部に見受けられる真鍮象嵌の欠落。古風な鉄肌は重ねてきた時間をそのまま示し、武用専一の時代性を強くとどめ、小振りで引き締まった造形が室町の雰囲気を充満させている。
室町時代中期の応仁頃、戦闘様式の変化に伴って現れた打刀のための鐔の一つが応仁鐔と呼ばれる極めて個性の強い鉄鐔。簡素な鉄地に素朴な真鍮の点象嵌や線象嵌を施し、また小透を配して独特の風情を表している。本作は簡潔に意匠化された鼓を小透とし、その輪郭を真鍮の線象嵌で強調して真鍮の点象嵌を撒き施した応仁鐔の典型作。惜しむらくは一部に見受けられる真鍮象嵌の欠落。古風な鉄肌は重ねてきた時間をそのまま示し、武用専一の時代性を強くとどめ、小振りで引き締まった造形が室町の雰囲気を充満させている。