岐阜県重要無形文化財保持者
現代刀 兼成作 二尺五寸一分 打刀拵入


岐阜県重要無形文化財保持者、二十八代藤原兼成。
居合刀専門店の新作刀のため、平成17年登録ですが、未使用の新品です。
拵はしっかりしており、柄木は硬い桜材を使用し、鯉口の刃側約10cmにベークライトの補強が入っています。
また刀身は長く軽くバランス良く、豪壮で居合に最適です。
Modern sword Kanenari saku.
He is important Intangible Cultural Property of Gifu prefecture.
This sword has long blade and good balance so pefect for Iaido.
Also, this sword is new and unused.

 

 

 

【登録 Reggistration Code】
平成17年7月17日 岐阜県第76874号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
76.0cm
【反り Curvature】
1.6cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 one
【銘文 Signature and Date】
(表)兼成作
(裏)平成十七年七月七日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
33.4mm
【先幅 Width at the top] 
23.5mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.9mm
【先重 Thickness at the top】
5.2mm
【重量 Weight】
刀身735g 抜身1034g
Blade just 735g With out saya 1034g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 01-2077 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
体配は鎬造り庵棟、身幅やや太く豪壮重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は栗尻と成る。

「彫物 carving」
彫物は表裏に片チリの棒樋がハバキ下に掻き流し。

「地鉄 jigane」
板目肌が刃縁辺で流れ柾と成り、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃文は広差の有る丁子刃で足良く入り、刃中稲妻、金筋を見せる。帽子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
濃州住兼成 本名後藤良三 大正15年生まれ 岐阜県関市在住、岐阜県重要無形文化財保持者、師は渡辺兼永刀匠です。
銘を二十八代藤原兼成等とも切り、新々刀期の後藤兼成の子孫。
本作は居合用に作られた刀で、岐阜市の居合刀専門店に新作刀で在庫していたものです、そのため登録は平成26年ですが、未使用の新品と成ります。
専門店が作った物なので、拵はシッカリしています。柄木は硬い桜在を使い、鯉口の刃側10cmくらいにベークライトの補強が入っています。
長さは2尺5寸1分と長いですが、重量軽くバランス良く、ご購入後、直ぐに居合で使えます。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の庄内。
鍔(tsuba)    :鉄地肥後紅葉の図金銀象嵌。
縁頭(fhchikashira):鉄地肥後紅葉の図金銀象嵌。
鐺(kojiri):鉄地肥後紅葉の図金銀象嵌。
目貫(menuki) :秋草秋虫の図。
柄(tsuka) :柄は親粒が付き巻鮫。柄糸は正絹黒の諸捻り巻。
鞘(saya) :乾漆石目の黒。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。