(04-1192)
無鑑査刀匠
現代刀 吉廣作(瀬戸吉廣)九分三分 白鞘入


Mukansa sword smith Yoshihiro(Seto yoshihiro) saku with Shirosaya.
 
無鑑査刀匠・瀬戸吉廣師が若い頃に石川県で鍛えた作品です。
師匠である刀匠・隅谷正峯から受け継いだ相州伝を見事に焼き上げた素晴らしい短刀です。
This is a work from the early years of Mukansa swordsmith Seto Yoshihiro, forged in Ishikawa Prefecture.
It is a remarkable tanto showcasing the Soshu-den style, a hallmark passed down from his master, swordsmith Sumitani Masamine.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

【登録 Reggistration Code】
昭和59年6月21日 石川県第22884号
【種別 Category】
短刀 Tantou
【長さ Blade length】
28.2cm
【反り Curvature】
無し
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)吉廣作 (裏)甲子年六月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
29.5mm
【先幅 Width at the top] 
24.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
4.8mm
【先重 Thickness at the top】
3.9mm
【重量 Weight】
刀身190g / Blade just 190g .
【時代 Period】
昭和後期 / Late of Showa period.

¥200,000 (税込)

在庫1個

商品コード: 04-1192 カテゴリー: , ,

説明

「刀姿 sword figure」
平造り庵棟、身幅太く重尋常、無反りふくら程良く枯れる。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上がりの栗尻。

「彫物 carving」
彫物は表裏に棒樋が鎺下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌に小板目が交じり、刃縁辺から流れ柾と成り、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れ、刃緑細かな沸が付き砂流しかかり、刃中は葉が入り、金筋が栄んに働く。釯子は刃紋成りに入り尖り返る。

「特徴 detailed」
筑前住吉廣作、本名は瀬戸吉廣、昭和20年福岡県生まれ。昭和46年に25歳で隅谷正峯に師事。昭和52年作刀承認を受けて独立する。新作名刀展に於いて寒山賞・日本美術刀剣保存協会会長賞・文化庁長官賞などの特賞を連続受賞、平成8年に刀匠の最高位である無鑑査に認定される。現在は福岡県前原市にて、一文字の再現に挑戦し続ける名匠の一人として、刀はどうあるべきかを常に念頭において、備前伝の豪壮華麗な古名刀の再現に取り組まれており、無鑑刀匠の地位を揺ぎ無いものとしております。
本作は吉廣刀匠が石川県にて作刀していた頃の短刀で、流石譲りの相州伝の刃紋が凄いです!

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鞘(saya) :白鞘

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。