(04-1162)
保存刀剣
小林正奥作 八寸三分強 拵入

 
Hozon Token Kobayashi Masaiku saku with Koshirae.
幕末、越後の名工小林正奥の短刀。
付属の小刀拵の状態が良く、居合や試斬の前差に最適です。
This Tanto was made by late of Edo period(about 1840).
Tanto Koshirae has good condition so perfect for Maesashi by Iai-do and Shizan-do.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和51年7月1日 東京都第199447号
【種別 Category】
短刀 Tantou
【長さ Blade length】
25.5cm
【反り Curvature】
0.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)小林正奥作
【元幅 Width at the bottom part of blade】
25.8mm
【先幅 Width at the top] 
21.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
5.6mm
【先重 Thickness at the top】
4.4mm
【重量 Weight】
刀身191g / Blade Just 191g.
【時代 Period】
江戸時代後期 / The latter of Edo period.

商品コード: 04-1162 カテゴリー:

説明

「体配 style」
冠落し造り庵棟、身幅重尋常、反り僅かふくら枯れる。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は刃上りの栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は杢目肌が詰み、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目、匂口明るく冴える。釯子は刃紋成りに入り、小丸に返る。

「特徴 detailed」
小林正奥は江戸時代後期、越後の刀匠です。越後は上越、中越、下越と別れ、それぞれの地域に大名が藩を置いていました。小林正奥はどの藩の城下で鍛刀していたのかは不明ですが、銘から考えて士鍛冶だったと思います。
本作、刀身は古研ぎのため曇っていますが、鍛割れ等の傷は有りません。拵は江戸時代後期の物で、品良く纏められた中級武士の小刀拵(ちいさかたなこしらえ)です。
価格も安く設定していますので、コレクション、居合や試斬の前差に最適です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地銀着一重の腰祐乗。
鍔 (Tsuba)    :鉄地木瓜形唐草真鍮象嵌小刀鍔。
縁頭 (FuchiKashira) :赤銅魚子地漁夫の図。
目貫 (Menuki)  :赤銅地鷺の図。
柄 (Tsuka)   :柄巻は正絹海老茶色の諸撮み巻。
鞘 (Saya)  :黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため、曇っています。
傷:欠点に成るような傷は有りません。