特別保存刀剣
国守 九寸九分 白鞘入


慶長新刀体配の短刀、地鉄刃紋素晴らしく、品の良い彫物も最高です。
また紀州田辺の刀工は大変珍しく貴重な一振りです。
Tokubetsu Hozontoken Kunimori.
This Tanto has the from of Keicho Shinto style.
Hamon,Jigane and carvings are also the best.

 

 

 

 

 

 

【登録 Reggistration Code】
昭和47年11月9日 岐阜県第40698号
【種別 Category】
短刀 Tantou
【長さ Blade length】
30.0cm
【反り Curvature】
0.3cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)国守
【元幅 Width at the bottom part of blade】
28.5mm
【先幅 Width at the top] 
20.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
5.4mm
【先重 Thickness at the top】
3.0mm
【重量 Weight】
刀身202g / Blade just 202g.
【時代 Period】
 江戸時代初期(元和~寛永)/Early of Edo period (1615 – 1644)

 

商品コード: 04-1128 カテゴリー: ,

説明

<体配 style>
平造り庵棟、身幅重尋常、先反りが付きふくら枯れる。茎は生で筋違い鑢がかかる、茎尻は栗尻。

<彫物 carving>
差表は独鈷付剣、差裏は護摩箸に不動明王の梵地が彫られる。

<地鉄 jigane>
板目肌に小板目が交じり、映り立つ。

<刃紋 hamon>
沸出来の中直刃、食違い刃を見せ砂流しかかり、刃中は金筋がさかんに働く。釯子は乱れ込み火炎風になり先尖り返る。

<特徴 detailed>
國守は江戸時代初期(慶長から寛永頃)の刀工で「勢州津住藤原國守」「大和大掾藤原國守」「大和守藤原國守」とも銘を切る。本名は岩崎弥助、生国は美濃で後に紀州田辺に移住する。
本作、慶長新刀の姿を残した短刀です。映りの有る板目肌の地鉄に沸出来の中直刃を焼き、刃中は金筋がさかんに入る素晴らしい出来です。また紀州田辺の刀工は非常に珍しく貴重な逸品です。

<拵 koshirae>
ハバキ Habaki :素銅地金着一重の腰祐乗。
鞘 Saya  :白鞘。

<刀剣の状態 condition of blade>
研:概ね良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。