特別保存刀剣
江州米原住藤原永正作之
六寸四分 合口拵入、白鞘付



幕末の合口拵が付いた、珍しい江州米原打ちの短刀です。
滋賀県の郷土刀としていかがでしょうか。
Tokubetsu Hozon Token Gosyu Maibara ju Fujiwara Nagamasa saku.
With inrokizami saya and Shirosaya.


 

【登録 Reggistration Code】
令和3年8月21日 東京都第323792号
【種別 Category】
短刀 Tantou
【長さ Blade length】
19.3cm
【反り Curvature】
0.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)江州米原住藤原永正作之
(裏)明治三庚午年八月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
21.9mm
【先幅 Width at the top] 
18.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.8mm
【先重 Thickness at the top】
4.8mm
【重量 Weight】
刀身122g / Blade Just 122g.
【時代 Period】
明治時代初期 / The early Meiji period.

商品コード: 04-1123 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
諸刃造り庵棟、身幅細く重尋常、無反り。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
小板目が良く詰み、地沸厚く付く。

「刃紋 hamon」
沸出来の互の目乱れ、刃緑に霞の如く沸が付き、刃中は金筋が入る。釯子は一枚釯子。

「特徴 detailed」
江州米原住藤原永正、詳細は不明ですが、御勝山永貞の門だと思われます。理由は御勝山永貞の出身地、濃州不破郡垂井は江州米原から直線距離で25kmくらいしか離れてなく、また同じ藤原性を名乗っており、永貞の門人には同じ藤原性を名乗る永利もいるからです、時代も重なります。
本作は護身用の御守短刀で、銀無垢の一作金具の合口拵が付いています。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地一重の腰祐乗。
目貫(menuki):金地獅子の図。
拵金具(Metal of koshirae):頭、合口金具、栗形、一文字、コジリは銀無垢磨き地の一作。
柄(tsuka) :鮫革の研ぎ出し。
鞘(saya):印籠刻黒呂鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。