保存刀剣 国次(簀戸) 五寸七分 白鞘入


Hozon Token Sudo Kunitsugu
This sword is 1st generation Sudo Kunitsugu.
The sword style is Moroha tsukuri, it's very rare.

商品コード: 04-1089 カテゴリー: , ,

説明

「体配 style」
諸刃造り、茎は生で鑢目は勝手下がり、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
板目肌。

「刃紋 hamon」
互の目、刃縁砂流し栄んにかかり、銀筋が走り、刃中は金筋が入る。

「特徴 detailed」
簀戸国次は紀伊國粉川寺の門前にて鍛刀していた鍛冶集団の代表的な鍛冶です。
国次の国の字が庭の入口などに設ける簀戸の形に似ている事から簀戸国次と呼ばれています。
初代国次は入鹿則實の子で、室町時代の寛正から明応まで作刀していたと言われています。また子孫は五代まで続きます。
本作は初代国次の晩年の作で、非常に珍しい諸刃造りの短刀です。この時代の短刀は刀身に比べて茎が異常に長く、刺突し易いように鋭くなっているのが特徴です。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の総祐乗。
鞘(saya)      :白鞘。

「刀身の状態 condition of blade」
研:古研ぎですが、錆は有りません。
傷:欠点に成るような傷は有りません。