瑞喜堂本鑑定 米澤臣綱英 九寸四分 合口拵入 白鞘付

商品コード: 04-1052 カテゴリー:

説明

<体配>
平作り庵棟、身幅重共尋常、ふくら程よく枯れる。茎は化粧鑢がかかり、茎尻は刃上がりの栗尻。

<地鉄>
板目肌に、地沸付く。

<刃紋>
匂い口が絞まった直刃。帽子は直に入り小丸に返る。

<特徴>
加藤綱英は、江戸時代後期の刀工で、生国は出羽の国米沢出身。父親は水心子正秀の門人で、加藤国秀という。 水心子正秀の初期の濤欄風の刃紋を得意とし、米沢藩上杉家の藩工として、弟綱俊とともに活躍する。 弟綱俊は、江戸に出て有名工として、愛刀家には良く知られた刀工であるとともに、綱英も名人固山宗次の師匠 として知られている、名門上杉家の抱え藩工として有名な刀工である。
付属の合口拵は、新しい物ですが、しっかりと作られており、鞘塗も本漆だと思います。 小刀拵に入った鎧通しです。

<拵え>
ハバキ:素銅地銀着一重の
目貫 :赤銅金色絵鳳凰の図。
柄  :鮫は親粒が付き出し鮫、頭と合口部分は水牛の角。
鞘  :黒呂
その他:白鞘とつなぎが付属

<刀剣の状態>
研ぎ: 古研ぎのため、ヒケが有りますが、地刃は良く見えます。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。