(03-1235)
保存刀剣
於紀州文殊重国造之 一尺七寸七分 白鞘入



Hozon Token Oite Kisyu Monju Shigekuni Tsukuru kore with Shirosaya.
 
江戸時代初期、紀州の名工南紀重國二代金助の作品。
家伝の大和手掻派の直刃を焼いた長脇差です。
This is work of 2nd genarations Nanki Shigekuni in early of Edo period.
This is a long wakizashi with a Suguha in the Yamato Tegaki school of the family tradition.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
平成元年10月19日 東京都第251430号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
53.6cm
【反り Curvature】
1.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)於紀州文殊重国造之
【元幅 Width at the bottom part of blade】
29.7mm
【先幅 Width at the top] 
20.3mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.4mm
【先重 Thickness at the top】
5.1mm
【重量 Weight】
刀身526g
Blade Just 526g.
【時代 Period】
江戸時代初期
The early of the Edo period.

商品コード: 03-1235 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は入山形。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾かかり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は小沸出来の中直刃、砂流しかかり、金筋が入る。釯子は直ぐで掃け心になり小丸に返る。

「特徴 detailed」
文殊重國、紀州藩のお抱え藩工、初代重國は生国大和で手掻派の刀工、徳川家康の招へいにより駿府へ参じる。
その後、駿河に入府した家康の十男頼宣の紀州移封に 従い和歌山に移住する。重國の作柄は相州伝と大和伝の二種類が有ります。また日光東照宮所蔵の重國(南紀重國)の刀は国宝に指定されており、江戸時代初期の代表刀工です。重國の文珠家は幕末まで続きますが、三代までが飛び抜けて出来が良いと言われています。
本作は、二代金助重國の晩年作で、先祖の大和手掻の刃を焼いた優れた脇差です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の庄内。
白鞘

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。