(03-1229)
保存刀剣
洛陽住前原広信於紀造之 一尺九寸一分 白鞘入


Hozon token Rakuyo ju Fujiwara ironobu Oite Kisyu kore tsukuru.
 
寛永頃初代洛陽住藤原廣信の脇差。
紀州打ちの作は少なく大変貴重です。
This is a Wakizashi made by first generation Rakuyo ju Fujiwara Hironobu from Kanei(1630) in the Edo period.
The works made by the first genaration Nobuhiro in Kisyu are rare and valuable.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

【登録 Reggistration Code】
昭和52年12月7日 東京都206930号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
58.0cm
【反り Curvature】
1.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)洛陽住前原広信於紀造之
【元幅 Width at the bottom part of blade】
31.2mm
【先幅 Width at the top] 
20.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.2mm
【先重 Thickness at the top】
5.2mm
【重量 Weight】
刀身560g
Blade just 560g.
【時代 Period】
江戸時代初期 / Early of Edo period. 

商品コード: 03-1229 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り小鋒。茎は生で筋違い鑢がかかる、茎尻は入山形。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾がかり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目、匂口明るく飛び焼きを見せ、砂流しかかり銀筋流れ、刃中は葉が入る。釯子は直ぐに入り掃き掛け尖り返る。

「特徴 detailed」
洛陽住藤原廣信、江戸時代初期寛永頃の京の刀工、現在は享保頃の四代まで確認されている。初代と二代は紀州和歌山城下でも鍛刀していますが、「洛陽住藤原廣信於紀州造之」と銘を切るのは初代だけです。
地鉄、刃紋は出来が良ですが、小さい鍛え割れが2箇所あるのが惜しまれます。
初代洛陽住藤原廣信の紀州打ちは少なく貴重です。

「拵 koshirae」
鎺(habaki) :素銅地銀一重の変わり鎺。
鞘(saya)  :白鞘       

「刀身の状態 condition of blade」
研:概良好です。
傷:小さな鍛え割れが2箇所あります。その他は良好です。