現代刀 於薩州紫尾山麓源盛篤作之 一尺七寸五分 打刀拵入



現代薩摩鹿児島を代表する刀工、豪壮な脇差は少なく貴重です。
拵は龍で纏められた逸品です。
Modern sword Oite Sassyu Shiosanroku Minamoto Moriatsu.
He live in Kagoshima prefecuture.
This Wakizashi has a dynamic shape.
Koshirae’s parts are dragons.

 

【登録 Reggistration Code】
平成12年5月9日 鹿児島県第34780号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
52.9cm
【反り Curvature】
1.4cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)於薩州紫尾山麓源盛篤作之(花押)
(裏)平成九年八月八日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
35.5mm
【先幅 Width at the top] 
25.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
8.2mm
【先重 Thickness at the top】
6.4mm
【重量 Weight】
刀身805g 抜き身1099g
Blade Just 805g With out saya 1099g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 03-1181 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅太く重やや厚く、鳥居反り中鋒。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻と成る。

「地鉄 jigane」
小板目肌が良く詰み、地沸付く。

「刃紋 hamon」
沸出来の互の目、刃緑細かな沸が付き足入り、刃中は葉入り、薩摩の芋蔓と呼ばれる金筋が入る。釯子は刃紋成りに入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
源盛篤、本名は藤田新一、昭和9年生まれ、鹿児島県薩摩郡さつま町在住。金剛兵衛盛高の流れを汲む現代薩摩鍛冶の牽引者です。師は初代盛篤で、金剛兵衛盛高にも習う。新作刀展では、数々の賞を受賞する。
本作、身幅が太く豪壮で、銘も長銘を切っていることから、特別注文で作られた物だと思われます。
拵は龍で纏められ良い物で、コレクションにも試し斬にも使えます。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の庄内。
鍔(tsuba)    :鉄地龍の図、秀峯の銘が入る。
縁頭(futikasira):銀無垢雲竜の図。
コジリ(kojiri):銀無垢雲竜の図。
目貫(menuki) :金地雲竜の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫。柄糸は正絹黒色の諸摘み巻き。
鞘(saya) :黒呂鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。