(02-1686)
新々刀 筑前住廣光七三才作(初代) 二尺五寸三分 打刀拵入
Sold out



Shinshinto Chikuzen ju Hiromitsu(first generation) with Koshirae.
 
明治、大正、昭和の三時代に福岡で活躍した名工、筑前住廣光の作品。
豪壮な刀姿に精緻な地鉄を鍛え、味の有る直刃調の小互の目を焼いた素晴らしい刀身です。
またコンディションの良い拵が付いている、凄く魅力的な刀です。
This is the work of Chikuzen Ju Hiromitsu, a master craftsman active in Fukuoka Prefecture from the Meiji period to the Showa period.
It is a wonderful sword with a powerful sword figure, forged with exquisite Jigane and beautiful Suguha with Syogunome burnt on it.
Also, it is a very attractive sword with KOSHIRAE in good condition.
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
昭和31年10月10日 福岡県第27239号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
76.7cm
【反り Curvature】
2.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)筑前住廣光七十三才作
(裏)昭和十一年二月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
35.0mm
【先幅 Width at the top] 
24.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
8.3mm
【先重 Thickness at the top】
5.8mm
【重量 Weight】
刀身1027g 抜身1337g
Blade Just 1027g With out saya 1337g.
【時代 Period】
昭和初期 / Early of Showa period.

¥400,000 (税込)

在庫切れ

商品コード: 02-1686 カテゴリー: , ,

説明

「刀姿 sword figure」
鎬造り庵棟、身幅太く重厚く、鳥居反り中鋒。茎は生で鑢目は切、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋が鎺下に掻き流し、樋は深い。

「地鉄 jigane」
地鉄は小板目が詰み地沸が付く。新々刀のような地鉄。

「刃紋 hamon」
刃紋は直刃調の小互の目で、匂口締まり小足が入り、刃中葉が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
筑前住廣光(初代)、本名は梶原六郎、文久3年生まれ、現在の福岡県宮若市福丸住。陸軍受命刀工の二代廣光は実子。
この刀の作られた時代は支那事変が始まる前で、軍刀の需要が多くは無い時代でした。地鉄は動力ハンマー導入前の古式鍛錬方法で作られた物です。
本作は多分、特注によって作られた物で、凄く豪壮な体配に精緻な地鉄を鍛え、刃紋は味の有る直刃調の小互の目を焼いた素晴らしい刀です。二代筑前住廣光の作品は昭和刀として割と多く見ますが、初代筑前住廣光の刀は大変珍しいです、昭和刀では無く新々刀と言うべき作品です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢二重。
鍔(tsuba)    :鉄地菊の図。
縁頭(futikasira):鉄地肥後。
目貫(menuki) :金地倶利伽羅の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫、柄巻は正絹金茶色の諸捻り巻。
鞘(saya) :黒呂。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:少し薄錆が有りますが、概ね良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。