(02-1676)
保存刀剣 最上大業物
備州長船秀光 二尺二寸八分半 太刀拵、白鞘付



Hozon Token Bisyu Osfune Hidemitsu with Tachi-koshirae and Shirosaya.
 
小反派の代表的刀工、秀光の作品、生茎で在銘の貴重な小太刀作品です。
太刀拵は幕末の物ですが、コンディション良く。山金の太刀金具に、桐紋の金蒔絵の鞘が見事です。
This tachi was made during the Nanbokucho period.
Bisyu Osafune Hidemitsu was a swordsmith active in the Nanbokucho period of Bizen Osafune.
And he is a swordsmith of the Kosori school.
His work has been recognized as topmost Owazamono.
This Tachi-koshirae was made in late of the Edo period, also it has good condition.
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
昭和26年3月13日 岡山県第538号
【種別 Category】
太刀 Tachi
【長さ Blade length】
69.3cm
【反り Curvature】
1.6cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)至徳□年二月日
(裏)備州長船□光
【元幅 Width at the bottom part of blade】
27.8mm
【先幅 Width at the top] 
18.2mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.2mm
【先重 Thickness at the top】
5.1mm
【重量 Weight】
刀身560g
Blade Just 560g.
【時代 Period】
南北朝時代 / Nanboku-cho period.

商品コード: 02-1676 カテゴリー:

説明

「刀姿 sword figure」
鎬造り庵棟、身幅細く重尋常、腰反り小鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が詰み、杢目肌が交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、乱れ映りに棒映り立つ。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目に尖り刃を交え、足良く入り、刃縁砂流し掛かかる。刃中は金筋、葉がかかる、釯子は刃紋成りに入り、尖り僅かに返る。

「特徴 detailed」
秀光は備前兼光系の鍛冶と言われ、小反り一派に属し、最上大業物鍛冶としても有名です。小反り一派は、南北朝後期から室町前期に掛けて活躍した長船兼光系鍛冶の呼称で、秀光を筆頭に家光、包光、経光、利光、時光、直光、安光、保光などがいる。
また秀光は同銘が四代に及んでおり、初代を建武とし、以降応安、至徳、応永と続きますが、代別については検討が必要とされています。
本作は、南北朝末期に作られた小太刀で茎は生です。この時代の太刀は磨り揚げられた物が多い中、オリジナルの姿を残した大変貴重な太刀です。
なお、和歌山市の若宮八幡宮には、徳川吉宗が寄進した本太刀と同じ至徳年期の備州長船秀光が所蔵され、重要文化財に指定されている(現在は東京国立博物館に保管)。
生茎で在銘の備州長船秀光の太刀は少ないので、良い研ぎをかけて、重要刀剣に挑戦して下さい。

「拵 Koshirae」
太刀拵は幕末に作られた物だと思われます。金具類は山金で作られ、鞘には桐紋の金蒔絵が入っています。
コンディションが凄く良く、貴重な太刀拵です。
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の太刀鎺。
太刀金具(fittings of Tachi) :山金魚子地太刀金具。
目貫(menuki) :赤銅地桐紋図。
柄(tsuka) :錦の布が巻かれ、柄巻きは正絹茶色の平巻。
鞘(saya) :茶色の呂塗り。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎですが、概良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。