(02-1650)
古刀 無銘 末相州 二尺三寸四分 打刀拵入、白鞘付



Koto Mumei Sue-sosyu with Koshirae and Shirosaya.
 
大乱れの刃紋を焼いた、室町時代後期、末相州の刀です。
重量軽く、また拵は素晴らしくコンディションは良く、居合に使えます。
中々この様な相州伝の刀で居合を抜くチャンスは無いでしょう。
This is a sue-sosyu’s katana that, it has great Hamon and it was made in late of the Muromachi period.
The blade is light, also Koshirae is Excellent and good condition so, it can use for Iai.
You don’t often get the chance to pull out an Iai-do with such a Sosyu-den sword.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
令和2年3月19日 群馬県第56232号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
71.0cm
【反り Curvature】
2.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
無銘 Unsigned
【元幅 Width at the bottom part of blade】
27.5mm
【先幅 Width at the top] 
20.2mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.8mm
【先重 Thickness at the top】
4.8mm
【重量 Weight】
刀身710g、抜き身957g
Blade Just 710g with out saya 957g.
【時代 Period】
室町時代後期/ Late of the Muromachi period.

商品コード: 02-1650 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅細く重尋常、鳥居反り中鋒。茎は大磨り揚げで鑢目は筋違い、茎尻は一文字に切られる。

「彫物 carving」
片チリの棒樋が鎺下に掻き流し。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾となり、地景入り、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は湾れ互の目乱れ、刃緑荒沸が付き砂流しかかり、刃中は金筋が簾刃の様に入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。
「特徴 detailed」
室町時代後期の無銘刀です。地鉄と刃紋から見て末相州だと思います。
末相州とは、相州伝は鎌倉時代に隆盛を極めますが、鎌倉幕府滅亡後衰退の一途をたどります、しかし室町時代後期に、後北条氏が小田原の地に築城し城下町が栄えると、鎌倉にて細々と鍛刀していた刀工たちが来住し、相州伝の系譜を継いだ刀剣を鍛刀します、これらを末相州といいます。
本刀は、元々は太刀だった物を磨り上げて、打刀に仕立て直したのでしょう、刀身は肌立っていますが、鍛え割れ等は無く健全な方だと思います。
拵は柄が古い肥後柄で、金具類は良い物が使われています。鞘は新品です。
長さと言い、重量と言い、居合に最適な刀です。また、鑑定に出すのも良いでしょう。

「拵 Koshirae」
鎺(habaki) :銀無垢二重の金鍍金。
鍔(tsuba)    :鉄地三階菱に桜の図。
縁頭(Fuchikashira):鉄地肥後葡萄の図金象嵌。
目貫(menuki) :赤銅地荷駄の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫、柄巻きは正絹黒の諸捻り巻き。
鞘(saya) :黒石目(新品)

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎですが、地刃は良く見えます。
傷:疲れは有りますが、鍛え割れは有りません。