(02-1631)

保存刀剣
紀伊国康綱 二尺二寸五分 白鞘入



Hozon Token Kinokuni Yasutsuna with Shiosaya.
 
紀州石堂の代表的刀工、初代備中守康廣の弟子。
石堂丁子では無く、安廣、安定のような互の目乱れを焼いた作品は貴重です。
He is sword smith of Kisyu sekido school.
Also, he is a sword smith who was active in the early Edo period(1661 to 1681).
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
平成2年9月20日 福岡県第92024号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
68.1cm
【反り Curvature】
1.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two(内穴埋一)
【銘文 Signature and Date】
(表)紀伊国康綱
【元幅 Width at the bottom part of blade】
31.4mm
【先幅 Width at the top] 
21.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.0mm
【先重 Thickness at the top】
6.0mm
【重量 Weight】
刀身772g
Blade Just 772g.
【時代 Period】
江戸時代初期 / The early of Edo period. 

商品コード: 02-1631 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、中間反り中鋒。茎は磨り揚げ、区は約6㎝ほど送られ鑢目は筋違い、茎尻は一文字に切れる。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が詰み刃寄りは流れ、地沸厚く付き、映り淡く立つ。

「刃紋 hamon」
刃文は沸出来の直刃に小互の目が交じり湾れる。刃緑沸付き砂流しかかり、刃中は金筋が入る。釯子は掃き掛け尖り気味に返る。

「特徴 detailed」
紀伊國康綱、紀州州石堂の代表的な刀工で、初代康廣の弟子と言われる、寛文から延宝にかけての刀工。
康綱は通常、派手な丁子刃を焼くが、本作のような直刃調の湾れた小互の目を焼いた作品は少なく珍しいです。同じ紀州石堂の安廣の刃文に近い物が有ります。
拵は幕末の拵ですがコンディションが良く、柄糸は切れていたため巻き直しました。

「拵 Koshirae」
鎺(habaki) :素銅地銀着一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)   :鉄地波千鳥の図。
縁頭(fhchikashira):鉄地肥後。
目貫(menuki)  :赤銅地山鳩の図。
鐺(kojiri)  :鉄地波の図。
柄(tsuka)   :鮫は親粒が付き巻鮫。柄巻は正絹黒色の諸撮み巻き。
鞘(saya)   :黒呂、鶴丸の家紋が入る。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため少し曇っていますが、概ね良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。