(02-1615)
現代刀 源正次作之 二尺三寸二分 白鞘入



Modern sword Minamoto Masatsugu kore tsukuru with Shirosaya.
徳島の代表的な現代刀匠藤澤正次、南北朝の太刀写し。
精緻な地鉄に、働きの有る互の目を焼いた、素晴らしい作品です。
A copy of a Tachi of the Nanbokucho period by Fujisawa Masatsugu, a representative modern swordsmith of Tokushima.
This sword is a wonderful work of art with its exquisite Jigane and Gunome Hamon.


【登録 Reggistration Code】
昭和63年1月20日 徳島県第24821号
【種別 Category】
太刀 Tachi
【長さ Blade length】
70.5cm
【反り Curvature】
2.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)源正次作之
(裏)昭和六十三年二月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
33.0mm
【先幅 Width at the top] 
26.5mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
5.6mm
【先重 Thickness at the top】
5.2mm
【重量 Weight】
刀身635g / Blade Just 635g.
【時代 Period】
昭和後期
Late of Showa period.

商品コード: 02-1615 カテゴリー: ,

説明

「体配 figure」
体配は鎬造り庵棟、身幅やや太く重薄い、鳥居反り、大鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
表裏に片チリの棒樋が鎺下に掻き流し。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾と成り、地景入り、地沸が厚くつく。

「刃紋 hamon」
刃紋は、互の目で足良く入り、刃縁明るく沸付き砂流しかかり。刃中には金筋、葉が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
源正次、「阿州正次」とも銘を切る。本名は藤澤敏雄、徳島県美馬市美馬町在住。
本作、南北朝の姿に、精緻な地鉄を鍛え、刃紋は働きの有る互の目を焼いた、素晴らしい作品です。
重量軽くバランス良いので、もし拵を作れば居合にも使えます。

「拵 koshirae」
ハバキ:素銅地金鍍金二重。
白鞘

「刀身の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点になるような傷は無いです。