斬鉄剣
現代刀 康宏作 二尺三寸六分 打刀拵入、白鞘付


Zantetsuken Yasuhiro saku with Higo-koshirae and Shirosaya.
孤高の刀匠初代小林康宏の刀、銘は二代康宏の切付銘です。
拵は美濃熊さんで作られた肥後拵で鍔、縁頭、鐺は一作で、未使用の新品です。
斬鉄剣康宏刀匠の刀はレアで、居合、試斬で未使用となると超レアです。
This Katana is made by 1st generation Kobayashi Yasuhiro.
However, it was the 2nd generation Kobayashi Yasuhiro who inscribed the name.
Koshirae is not used and like new.
This Katana is not used in iai-do and seizan-do.


 

【登録 Reggistration Code】
平成3年5月14日 東京都第257048号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
71.6cm
【反り Curvature】
1.25cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)康宏作
(裏)平成三年三月
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.0mm
【先幅 Width at the top] 
23.2mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.8mm
【先重 Thickness at the top】
5.8mm
【重量 Weight】
刀身950g 抜身1220g
Blade Just 950g With out saya 1220g.
【時代 Period】
平成 / Heisei

商品コード: 02-1606 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り小鋒。茎は生で勝手鑢がかかり、茎尻は栗尻。
「地鉄 jigane」
地鉄は、良く詰んだ杢目肌に地沸が付く。

「刃紋 hamon」
小互の目、匂口明るく足良く入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
康宏、本名は小林康宏、大正3年山梨県生まれ。昭和33年頃より秋山昭友師について作刀修行を始める。また小林康宏刀匠は孤高の刀匠と言われ、鎌倉、南北朝期の古刀を研究し、丸鍛え(一枚鍛え)に拘り、切れる刀を追求しつずけ斬鉄剣と言われる刀を作り上げました。 初代小林康宏刀匠の刀では容易に鉄筋を切断できたと言い、刀匠自身も打ち上がった刀で鉄に切り込み、出来を試していたそうです。昭和63年に鬼籍に入られました。
本作は、地鉄から見て初代の刀身で、それに二代康宏が、銘を切りつけた物と思われます。
拵は岐阜の美濃熊さんの所で作られた肥後拵で、未使用の新品です、刀身についても、居合や試斬では未使用です。
小林康宏刀匠の刀は初代、二代とも市場に出回る事が稀で、弊社は過去に初代、二代を合わせて8振り程販売しましたが、ここ5年くらいは入荷した事が無かったです。また小林康宏刀匠の刀は実際に試斬で使われていたため、コンディションの悪い物が多いですが、本作は居合や試斬では未使用なので、非常に貴重です。
研ぎは安い研ぎがかけられているので、気に成る方は研ぎ直して下さい。弊社では格安で承る事ができます。
次はいつ入荷するかは分からないので、是非この機会をゲットしいて下さい。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地一重の縦鑢。
鍔 (Tsuba)    :肥後桜唐草金銀布目象嵌(縁頭、鐺と一作)。
縁頭 (FuchiKashira) :肥後桜唐草金銀布目象嵌。
鐺(kojiri):肥後桜唐草金銀布目象嵌
目貫 (Menuki)  :鳥穂図。
柄 (Tsuka)   :柄は親粒が付き巻鮫。柄巻きは正絹黒の諸捻り巻き。
鞘 (Saya)  :黒呂。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため曇っています。
傷:欠点に成るような傷は有りません。