(02-1594)
特別保存刀剣
備前國住長船清光 二尺二寸五分半 打刀拵入、白鞘付



Tokubetsu Hozon Token Bizenkuni Osafune Kiyomitsu with Koshirae and Shirosaya.
永禄の裏年期がっ入った清光の刀、銘鏨から見ると五郎左衛門清光でしょう。
拵は鯉口千段刻黒呂鞘が付いた高級品で、コレクションに最適です。
This sword was made in the Eiroku period(1561) of the Muromachi era.
And, i think this sword is the work of Gorozaemon Kiyomitsu.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和26年3月31日 群馬県第1002号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
68.16cm
【反り Curvature】
2.4cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)備前國住長船清光
(裏)永禄四年八月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
30.8mm
【先幅 Width at the top] 
22.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
8.1mm
【先重 Thickness at the top】
5.4mm
【重量 Weight】
刀身884g 抜身1175g
Blade Just 818g With out saya 1175g.
【時代 Period】
室町時代 永禄 / Eiroku period(1561) of the Muromachi era.

商品コード: 02-1594 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅尋常重やや太く、やや腰反り中鋒。茎は生ですが区が10mmほど送られ鑢目は切、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
板目肌に杢目が交じり、地沸付き、映りが立つ。

「刃紋 hamon」
焼き幅の広い直刃で、刃緑小沸つき、少し乱れ小足入りる。刃中は葉、金筋が入る。釯子は刃文成りに入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
室町時代後期、勝光と並び備前長船鍛冶の双璧と称される清光の作品。
長船清光は勝光・忠光らと並び「末備前」と呼称される室町時代後期の備前鍛冶を代表する名工である。末備前中、同じ清光の銘を名乗る刀工は数多いが、俗名を冠した物は注文打として制作された入念作であるとされ、特にその中でも五郎左衛門尉・孫右衛門尉の両名が最上工として知られている。
本作は俗名が無いので何れの清光かは分かりません、しかし銘の鏨から見ると、五郎左衛門尉清光の作と思われます。裏年期の入った注文打ちの確かな刀です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の変わり鎺。
鍔 Tsuba    :鉄地木瓜形雪花紋図。
縁頭 FuchiKashira :縁は赤銅魚子地稲穂の図。
目貫 menuki  :赤銅地金色絵寶袋の図。
柄 Tsuka   :鮫は親粒が付き巻鮫。柄巻きは正絹黒の諸捻り巻き。
鞘 Saya  :鯉口千段刻黒呂鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。