無鑑査刀匠
東京都指定無形文化財保持者

現代刀 吉原荘二恒家作之(三代吉原國家) 二尺三寸五分 白鞘入



Mukansa Tosyo Yoshihara Syoji Tsuneie tsukuru kore with Shirosaya.
 
無鑑査吉原國家刀匠の清磨写し、今まで見た事が無く大変貴重です。
師には珍しく相州伝を焼き、刃中の金筋まで清磨そっくりです!!
He is Yoshihara Kuniie, and he was important Intangible Cultural Property of Tokyo Metropolitan Government.
This sword is copy of Kiyomaro.
The sword looks exactly like Kiyomaro, not only in appearance but also in the kinnsuji of Hatyu!
This sword is very rare.

【登録 Reggistration Code】
昭和46年1月28日 東京都第159743号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
71.2cm
【反り Curvature】
2.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)吉原荘二恒家作之
(裏)昭和辛亥歳正月
【元幅 Width at the bottom part of blade】
34.0mm
【先幅 Width at the top] 
30.5mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.1mm
【先重 Thickness at the top】
6.5mm
【重量 Weight】
刀身844g
Blade Just 844g.
【時代 Period】
昭和後期 / late of Syowa period.

商品コード: 02-1591 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅太く重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上りの栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は、板目肌が良く詰み刃縁辺から流れ地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れ、刃縁微塵に沸が付き砂流しかかり、刃中は金筋が栄んに入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
吉原荘二刀匠は、本名も同じく荘二といい、昭和20年2月17日に吉原将博(二代国家)の次男として生まれる。祖父に初代:国家(勝吉)、父に二代、国家(将博)、兄に義人がいる。刀匠銘をはじめ賀陽宮恒憲殿下の「恒」と祖父:国家の「家」の字をより「恒家」(昭和45年)と名乗り、後に祖父:初代国家と同じく「国家」(昭和57年)を名乗る。昭和32年、12歳の時より祖父の初代:国家の手伝いを始め、昭和38年より本格的に修行を始め、23才の頃まで10年以上にわたり修行する。昭和40年、製作承認許可を受ける。昭和41年、新作名刀展に初出品し努力賞を受賞、昭和46年より56年まで特賞を11年にわたり連続して受賞し、昭和57年(1982)、37歳の時に無鑑査に認定される。平成15年、映画「ラストサムライ」に刀鍛冶役として出演する。平成20年、東京都指定無形文化財に認定される。
本作、清磨を写した物で、備前伝を得意とする國家刀匠には非常に珍しい作品です。しかし見事に相州伝を焼いており、刃中に栄んに入る金筋は見事です。
この機会に是非手に入れて下さい。
また鑑定書は、倉敷刀剣美術館が発行した、豪華な鑑定賞が付属します。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着二重。
鞘(saya) :白鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。