新刀最上作
特別保存刀剣

於南紀重國造之 二尺二寸七分 白鞘入


Shinto Saijosaku Tokubetsu Hozon Token Nanki Shigekuni kore tsukuru.
 
新刀最上作、南紀重國の元和打ち、強い地鉄に相州伝を焼き、刃中に栄んに入った金筋が見事です。
相州伝の初代南紀重國の作品は相対的に少なく、本作品は貴重です!
This Nanki Shgekuni was made in Genna(around 1620). The blade is Soshu-den and it has a lot of Kinsuji so Beautiful.
The first generation Nanki Shigekuni’s Sosyuden is few so this sword is rare!

【登録 Reggistration Code】
令和3年11月18日 兵庫県第125751号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
68.8cm
【反り Curvature】
1.3cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)於南紀重國造之
【元幅 Width at the bottom part of blade】
30.5mm
【先幅 Width at the top] 
20.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.7mm
【先重 Thickness at the top】
5.4mm
【重量 Weight】
刀身839g
Blade Just 839g.
【時代 Period】
江戸時代初期 / The early of Edo period.

 

商品コード: 02-1590 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は磨り上げ区送りされており筋違い鑢がかかる、茎尻は一文字に切られる。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌に杢がまじり、肌が流れて柾がかり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
互の目乱れが浅くのたれ箱がかり、刃中良く沸て、砂流し、金筋栄んに入る。釯子は乱れ込み掃きかけ小丸に返る。

「特徴 detailed」
南紀重國、始め文珠四郎、九郎三郎重國は紀州藩のお抱え藩工、生国大和で手掻派の刀工文珠四郎重次の子孫と言われる。重國は徳川家康の招へいにより駿府へ参じ、家康の没後、駿河に入府した家康の十男徳川頼宣に仕えるが、元和5年頼宣の紀州移封に従い和歌山に移住します。南紀重國の作は相州上工を写した乱れ刃と祖先の風を伝承した大和伝の直刃が有ります。また日光東照宮所蔵の重國(南紀重國)の刀は国宝に指定されており、江戸時代初期の代表的刀工です。
本刀は元和から寛永にかけての作品です。この時代は初代重國の全盛の時で、強い地鉄に力強い刃を焼いています。通常良く見かける南紀重國とは格段の差が有ります。
なお本作は磨り上げられていますが、南紀の刀には磨り上げられた物が多く、欠点にも成りません、また重要刀剣にも磨り上げの南紀重國があります。
南紀重國ファンの方は、この機会をお見逃しなく!

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地二重。
鞘(saya) :白鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。