現代刀 山副公輔作 二尺三寸九分 白鞘入



無鑑査吉原義人刀匠の愛弟子、山副公輔刀匠の作品、豪壮な姿、良く鍛えた地鉄に、華やかな重花丁子(吉岡丁子)を焼いた逸品です。
彼は兄弟弟子2人と共に「株式会社日本玄承社」を設立して日本刀文化を後世に伝える仕事をしています。
Modern sword Yamazoe Kosuke with Shirosaya.
He is Sword amith of Yoshihara Yoshihito’s favorite disciple.
This sword has the appearance of Nanbokucho, well forged Jigane and Juka cyoji(Yoshihara Choji).
He founded a company with his fellow disciples to make Japanese swords and to pass on Japanese sword culture to future generations.
His company’s URL is https://gensho.jpn.com/

 

【登録 Reggistration Code】
平成29年12月16日 東京都第318209号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
72.4cm
【反り Curvature】
1.9cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)山副公輔作
(裏)平成三十年新春
【元幅 Width at the bottom part of blade】
34.6mm
【先幅 Width at the top] 
26.8mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.5mm
【先重 Thickness at the top】
5.1mm
【重量 Weight】
刀身858g
Blade Just 858g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 02-1584 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅太く重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上りの栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は、小板目肌が詰み、厚く地沸付き、地景入る。

「刃紋 hamon」
刃紋は備前福岡一文字を狙った重花丁子を焼き、刃中金筋や砂流しを交え素晴らしく明るく覇気有る刃を焼き上げています。釯子は乱れ込み少し返る。
まさしく師伝の吉原丁子と呼称される華やかに乱れた備前伝の重花丁子刃です。

「特徴 detailed」
山副公輔刀匠は、本名も同じで、大阪府吹田市出身で1990年1月6日生まれ、高校卒業後に無鑑査刀匠の吉原義人氏に弟子入りする。4年後に刀匠免許を取得、その後、義人刀匠の鍛冶場を借りて、他の弟子達と一緒に作刀をしていたが。2019年に兄弟弟子の黒本知輝刀匠、宮城朋幸刀匠と3人で株式会社日本玄承社を設立、2021年に京丹後市に移転、鍛冶場を構えた。日本玄承社は日本刀の製作、販売を中心に、玉鋼を材料とした製品の製作、イベントでの実演を行っております。日本刀の普及活動、刀鍛冶の育成にも力を入れている。
詳細は、株式会社日本玄承社のホームページを見て下さい https://gensho.jpn.com/。尚、弊社と日本玄承社は、現在何ら関係は無いですが、京丹後市は同じ近畿地方なので、一度、訪れてみたいと思っています。
本作、良く鍛えた地鉄を元に、身幅広く大鋒の豪壮な南北朝体配を作り、そこをキャンパスに見事な重花丁子を焼いています、この丁子刃は俗に吉原丁子と言われる物です。地刃共に何一つ破綻は無く素晴らしい刀です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :
鞘(saya) :白鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。