現代刀 肥前國一吉作(清磨写) 二尺四寸五分 打刀拵入



佐賀県の代表的な現代刀工一吉刀匠が、新々刀の巨匠源清麿を写した最高傑作。
白鞘だけでなく、銀地波の図一作の金具が付いた藩鮫鞘の拵も最高です。
Modern sword Hizen kuni ju Kazuyoshi saku.
This sword is copy of Kiyomaro.
This Katana has the dynemic figure

 

 

 

【登録 Reggistration Code】
平成10年9月16日 岐阜県第28982号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
74.1cm
【反り Curvature】
2.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)平成十年五月八日
(裏)肥前國住一吉作
【元幅 Width at the bottom part of blade】
35.3mm
【先幅 Width at the top] 
28.8mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.1mm
【先重 Thickness at the top】
5.9mm
【重量 Weight】
抜き身965g
With out saya 965g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 02-1546 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅太く重尋常、鳥居反り大峰。茎は生で鑢目は切、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
板目肌が流れ、柾がかった精美な鍛えに、地沸微塵に厚く付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目丁子刃で匂口明るく冴え足良く入り、刃中は金筋が入る。帽子は乱れ込小丸に返る。

「特徴 detailed」
肥前国住一吉、本名は中尾一吉、佐賀県武雄市在住の刀匠です。師は堀井俊秀の弟子であった父忠次刀匠です。一吉刀匠は一文字、肥前国忠吉、源清麿などの写しで知られ、数打ちは一切せず作品は少ない。
また新作刀展では優秀賞2回、奨励賞2回、努力賞4回、その他入賞多数を受賞する現代の名工です。
本作、新々刀の巨匠源清麿を写した一吉刀匠最高傑作で、身幅太く大鋒の豪壮な刀です。白鞘だけでは無く拵が付いているのも嬉しいです。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢庄内の金鍍金。
鍔(tsuba)    :鉄地雲龍の図。
縁頭(futikasira):銀地波の図。
鐺(Kojiri):銀地波の図。
栗形(kurikata):銀地波の図。
目貫(menuki) :銀無垢不動明王の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒は付く、柄巻きは牛スエードの諸捻り巻き。
鞘(saya) :鯉口鮫革巻き、その他はワイン色の艶有り。白鞘、つなぎ。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。