特別保存刀剣
粟田口近江守忠綱(一竿子忠綱)
二尺二寸六分 白鞘、打刀付



新刀最上作、一竿子忠綱、磨り上げながら見事な刀身です。
付属する拵は、薩摩拵です。
Tokubetsu hozon token Awataguchi ominokami Tadatsuna(Ikanshi Tadatsuna).
This sword is Shinto Saijosaku.
It with Satsuma Koshirae.

【登録 Reggistration Code】
昭和48年10月17日 熊本県第33888号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
68.2cm
【反り Curvature】
0.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)粟田口近江守忠綱
【元幅 Width at the bottom part of blade】
29.3mm
【先幅 Width at the top] 
19.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.7mm
【先重 Thickness at the top】
4.5mm
【重量 Weight】
刀身691g / Blade Just 691g.
【時代 Period】
江戸時代前期
The early of the Edo period.

商品コード: 02-1490 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重とも尋常、鳥居反り中鋒、茎は2寸程磨り上げられる、筋違い鑢がかかり、茎尻は一文字に切られる。

「地鉄 jigane」
地鉄は小板目が良く詰み、処々肌立ちごころに、地沸微塵に厚くつき、地景入る。

「刃紋 hamon」
波紋は、丁子を主調に互の目乱れ、拳丁字交じり、焼き高く華やかにして、足長く入り、匂深く、小沸厚くつき、金筋・砂流し二重三重に長くかかり、刃明るく冴える。

「特徴 detailed」
粟田口近江守忠綱は初代近江守忠綱の子で、後に二代目忠綱と成る、通称萬大夫と言い号一竿子、近江守を受領する。彼の作風は、その初期においては初代同様に焼頭のよく揃った足の長い丁子乱れが多く後には互の目乱れや濤瀾風の乱れ、さらには穏やかな直刃なども焼いています。また彫物を得意としており、新刀屈指の刀身彫刻の名手と称えられています。
本作は磨り上げられてはいますが、銘はちゃんと残っており、また波紋も華やかな丁子乱れ刃を焼いている、まさに一竿子忠綱と言う刀身です。また付属する拵は質実剛健な薩摩拵です。
生の忠綱だと、価格は本刀の3倍くらいしますが、今回磨り上げ刀身のため格安での販売です。
この機会をお見逃し無いようにお願いします。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地銀着一重の一文字の岩石ハバキ。
鍔(tsuba)    :鉄地変り木瓜形柳に牛の図薩摩鍔。
縁頭、栗形、鯉口金具、コジリ(fhchikashira,koikuchi,kurikata,kojiri):鉄石目地揃い金具。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫、柄糸は正絹黒の一貫巻。
鞘(saya) :暗朱石目、白鞘、ツナギ。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。