特別保存刀剣 伊豆國竜義作 三尺三寸九分 白鞘入


無鑑査刀匠榎本貞吉刀匠の長男、竜義刀匠の長大な相州伝の大太刀、出来も最高で超レアな逸品です。
Izu no Kuni ju Tatsuyoshi saku with Shirosaya.
This Tachi is Sosyu-den.
Blade length is 102.6cm so very long Tachi. It’very rale.
Don’t miss this chanse.

【登録 Reggistration Code】
昭和63年1月21日 静岡県第61317号
【種別 Category】
たち Tachi
【長さ Blade length】
102.6cm
【反り Curvature】
4.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)伊豆國竜義作 昭和戊辰正月
(裏)為村井大作氏悪精鍛
【元幅 Width at the bottom part of blade】
40.7mm
【先幅 Width at the top] 
30.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
8.4mm
【先重 Thickness at the top】
5.5mm
【重量 Weight】
刀身1380g
Blade Just 1017g.
【時代 Period】
昭和後期
The late of the Showa period.

 

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商品コード: 02-1477 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造庵棟、身幅超太く重尋常、反り深く中鋒、茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
板目よく錬れてつみ、処々柾がかり、地沸細かにつき地景が良く働く。

「刃紋 hamon」
のたれ調に互の目・小互の目・丁子風の刃など交じり、足入り、焼幅が広く華やかとなり、沸よくつき、部分的に荒沸となり、金筋入り、砂流しさかんにかかり、刃縁に湯走り小さな飛焼など交える。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
伊豆住竜義、本名は榎本栄一郎、銘は貞義とも切る、昭和26年生まれ、榎本貞人刀匠は弟、静岡県三島市住。 月山貞勝の高弟の一人である父、榎本湧水子貞吉氏に鍛刀の技を学ぶ。湧水子貞吉氏は当代きっての相州伝の名人といわれ、月山門下ということもありその地鉄は強いものとなり、相州上工をねらった沸づき刃中よく働いたものとなる。竜義刀匠の鍛えも一見すると小板目がつんではいるものの、仔細に観察するとよく錬れた強い鍛えであることに気づかされる。また、湧水子貞吉氏は刃味が優れていることで知られているが、竜義刀匠の製作した刀剣もよく切れるという。新作刀展では優秀賞初め、奨励賞、努力賞とあまたの賞を受賞している名工ですが、残念ながら令和元年にご逝去されました。
本作は、竜義刀匠の渾身の一作と言っても過言では有りません。3尺3寸9分弱の刀身に一点の欠点も無く見事な相州伝を焼き上げています。お亡くなりになった刀匠の作品については保存刀剣が付きますが、特別保存刀剣は、よほど優れた出来のものでなくては認定されません。元幅が4cm刃長が3尺3寸9分の見事な相州伝は、2度と見かける事は無いかもしれません。是非この機会に手に入れて下さい。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重大坂ハバキ。
鞘(saya)      :白鞘。

「刀身の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。