保存刀剣 肥前國住人源正則 二尺三寸三分 志津写

NBTHK Hozon token Hizenkuni junin minamoto Masanori.

商品コード: 02-1316 カテゴリー: , , ,

説明

「体配」
体配は鎬造り庵棟、身幅重共尋常、鳥居反り、中鋒。茎は生で、鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄」
板目肌に柾が交じり、ザングリと肌立ち気味に地沸が厚くつく。

「刃紋」
刃紋は、互の目乱れ、刃緑荒沸が付き、砂流しかかり、銀筋が縫うように流れる。刃中には金筋、稲妻が入り、正に雲龍の如き刃紋。帽子は直調に突き上げて先尖って返る、三品帽子。

「特徴」
肥前國住人源正則、本名、土居治郎、肥前國平戸松浦家の家臣で土居真了の父、君命により京都へ上り、越中守正俊に入門、初めて鍛刀の術を学ぶ。
正則の作刀には「寒暈」と名付けられ、藩主代々の秘蔵刀に成った物もある。
本作は、師の正俊が得意とした、古作志津に範を取った美濃相州伝を焼いた最高傑作です。

「拵」
ハバキ:銀無垢着一重の腰祐乗。
鍔  :鉄地龍透かし南蛮鍔
縁頭 :赤銅魚子龍の図。
目貫 :金地龍の図。
柄  :鮫は親粒が付く、柄巻は正絹黒色の諸捻り巻き。
鞘  :黒呂鞘、白鞘、つなぎ。

「刀身の状態」
研:良好です。
傷:欠点になるような傷は無いです。