保存刀剣 新々刀 信一(出雲國)二尺二寸五分

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商品コード: 02-1292 カテゴリー:

説明

<体配>
鎬造り、庵棟。身幅と重ね尋常、反り頃合で中鋒、茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻となる。

<地鉄>
地鉄は板目肌が流れ、地沸付く。

<刃紋>
刃文は互の目で匂口が明るく刃中葉が入る。帽子は乱れ込み小丸に返る。

<特徴>
信一、出雲國の刀工です、師は松江藩お抱え鍛冶の高橋長信、仁多郡(現在の横田町)に住する。横田町は現在、日本美術刀剣保存協会のたたらでゆ有名な町ですが、この辺奥出雲一帯は古代からたたら製鉄で有名なところです。本作、少し墨籠りが有りますが、その他は健全で錆も無く、拵もしっかりしています、特に鍔は鏡師鍔で素銅地の鍔を金の板で挟んだ物で可なり高価な物です。

<拵え>
ハバキ:素銅地二重ハバキ。
鍔  :鏡師鍔龍の図。
縁頭 :鉄地龍の図。
目貫 :独鈷剣の図。
柄  :鮫は親粒が付き巻鮫、柄巻は正絹黒色の諸摘み巻き。
鞘  :黒呂。

<刀剣の状態>
研:古研ぎですが、概ね良好です。
傷: 少し墨籠りが有りますが、その他欠点になるような傷は有りません。