特別保存刀剣 信濃大掾藤原忠國(二代) 二尺一寸 半太刀拵入

商品コード: 02-1273 カテゴリー:

説明

<体配>
鎬造り庵棟、身幅やや細く重尋常、腰反りで反り強く中鋒、茎は生で、鷹の羽鑢がかかり、茎尻は栗尻。

<地鉄>
地鉄は精緻に鍛えた小板目に地沸付き地景入る。

<刃紋>
波紋は湾れ調の互の目乱れを焼き、沸つき刃緑砂流しかかり、刃中金筋、稲妻が入る。帽子は波紋なりに入り小丸に返る。

<特徴&gt
信濃大掾藤原忠國、本名は山本八郎太夫、初代は京都の出羽大掾國路門。初銘を刻国、後に忠国と改銘。寛永初年因州池田家の抱え鍛冶となり、鳥取城下鍛冶町に移住する。二代忠國は初代の子息で宝永七年朝鮮通信使に送る刀を作る。享保五年十一月没七十歳。また二代忠國は業物としても有名です。
本作は小太刀として作られた物と思われます。付属する半太刀拵もオリジナルで、太刀金具は鍔も含めて一作です。図柄は波で、波飛沫が金象嵌されています。前所有者が手入れを怠ったのでしょうか、刀身の所々に薄錆が有りますが、拭い直しで除去できます。ご購入と同時であれば100,000円(税込)で研がせていただきます。

<拵え>
ハバキ:素銅地金着二重。
鍔  :鉄地木瓜形波の図。
太刀金具 :赤銅地波の図。
目貫 :赤銅地菊紋に竿の図
柄  :柄巻きは正絹金茶色の諸摘み巻き。
鞘塗 :暗朱渦巻。

<刀剣の状態>
研:古研ぎのため、所々薄錆が有ります。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。