(01-2212)
現代刀 三河國住藤原元久作 二尺四寸一分 打刀拵入



Modern sword Mikawakuni ju Fujiwara Motohisa saku.
 
戸山流中村泰三郎先生が愛刀としていた、三河國住藤原元久刀匠の刀です。
身幅が太いですが重は薄く、良く斬れそうです。
柄糸は新品に巻替え済でコンディション良く、直ぐに居合、試斬に使えます。
His sword was used by Nakayama Taisaburou Sensei of Toyama scool all his life.
This sword seems to cut well because of its wide width and thin thickness.
Tsuka was repaired and Koshirae has good condition.
Also it is good balance so perfect for Iai-do and Shizan-do.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国

 

【登録 Reggistration Code】
昭和57年7月1日 愛知県第57463号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
73.0cm
【反り Curvature】
1.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)三河國住藤原元久作
(裏)昭和五十七年六月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
34.2mm
【先幅 Width at the top] 
23.7mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.4mm
【先重 Thickness at the top】
5.0mm
【重量 Weight】
刀身759g 抜き身1030g
Blade Just 759g With out saya 1030g.
【時代 Period】
昭和後期 / Late of Showa period.

¥470,000 (税込)

在庫切れ

商品コード: 01-2212 カテゴリー: , ,

説明

「刀姿 sword figure」
体配は鎬造り庵棟、身幅太く重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻と成る。

「彫物 carving」
片チリの棒樋が鎺元に丸留と成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌に柾目が交じり地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目丁子乱れで、尖り刃が交じり足良く入り、刃緑小沸付く。刃中は葉働き。金筋、砂流しよくかかる。帽子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
三河國藤原住元久、本名は橋本勇男。昭和九年十月生まれ。愛知県蒲郡市住。財団法人日本美術刀剣保存協会会員、全日本刀匠会会員、新作刀展入選二十七回。昭和二十五年より父藤原武則の 元で修行し、昭和四十二年十一月に文化庁より作刀承認を受ける、元久刀匠の刀は戸山流の創始者、中村泰三朗先生の愛刀としても有名です。
本作、身幅が広く豪壮ですが重は薄くバランスが良く、手持ちは軽いです。居合で使用していたため、少しヒケが有りますが、概ね良好です。
拵の状態も良く、直ぐに居合、試斬で使えます。
本作の様に良いコンディションで残っている元久刀匠の作品は少なく貴重です、是非の機会をお見逃しなく。

「拵 Koshirae」
縁頭と目貫は江戸時代の物です、しかし縁頭は少し色が褪せています。柄巻は新品に巻替えました。全体的にコンディションは良いです。
ハバキ(habaki) :素銅地一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)    :鉄地南蛮鍔唐草透かし。
縁頭(futikasira):赤銅魚子地扇の図。
目貫(menuki) :赤銅地御玉杓子の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫。柄巻は牛表革黒の諸捻り巻き(新品)。
鞘(saya) :鯉口鮫革研ぎ出しと黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:少しヒケが有りますが、概ね良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。