(01-2194)
岐阜県重要無形文化財
現代刀 藤原兼房兼氏作 二尺三寸六分 打刀拵入

 

Modern sword Nosyu Fujiwara Kanefusa and kaneuji saku with Koshirae.
 
第24代藤原兼房の作品です、弟との合作に成っていますが、兼房刀匠単独作と思われます。
この刀は居合用に作られた刀のため重量軽く、また茎が長いので、手持ちのバランスが最高です。
柄の巻巻替えは15,000円で承ります、正絹、牛革、豚革がOKです。
He is the 24th generation Fujiwara Kanefusa, and He is important Intangible Cultural Property of Gifu prefecture.
This sword is light in weight because it was made for iai also has a long nakago for the best balance in the hand.
We can rewind Tsuka for 15,000 yen. Pure silk, cowhide, and pigskin are acceptable.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

 

【登録 Reggistration Code】
昭和62年4月27日 岐阜県第63142号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
71.4cm
【反り Curvature】
1.2cm 実寸は1.35cm / Real Sori 1.35cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)藤原兼房兼氏作
(裏)昭和六十二年吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
31.3mm
【先幅 Width at the top] 
25.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.0mm
【先重 Thickness at the top】
5.4mm
【重量 Weight】
刀身709g 抜き身930g
Blade Just 709g With out saya 930g.
【時代 Period】
昭和後期 / Late of the Showa period.

商品コード: 01-2194 カテゴリー:

説明

「体配 style」
体配は鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒が伸び心となる。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は栗尻と成る。

「彫物 carving」
彫物は表裏に、片チリの棒樋が鎺下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾目かかり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れ、刃緑に沸が付き砂流しかかり、刃中は金筋が入る。帽子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
兼房、二十四代兼房、本名は加藤孝雄、岐阜県関市、師は父である二十三代藤原兼房。
新作刀展では薫山賞、優秀賞、努力賞、等受賞多数。
兼氏、本名は加藤実、岐阜県関市、二十四代兼房刀匠の実弟、兄弟の合作刀ですが、実際は二十四代兼房の作品だと思います。
本作、居合用に作られた刀で、重量軽く、茎が長くバランス良く、手持ちのフィーリングは凄く良く、樋も深く樋鳴音は心地良いです。
反りは登録証では1.2cmと成っていますが、実測は1.35cmくらいで茎も刀身成りに反っているので、実質の反りは1.5~1.6cmくらいの感じです。
研ぎは古研ぎのため少し薄錆がありますが、刀身は曇っておらず地刃は良く見えます。
柄は使用感が有りますが、新品の柄巻は15,000円承ります、正絹、牛革、豚革がOKです。

「拵」
鎺(habaki) :銀無垢一重の縦鑢。
鍔(tsuba)    :鉄地雁金猪目透かし。
縁頭(futikasira):岩石図縁頭。
目貫(menuki) :龍の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く、柄糸は正絹黒の諸捻り巻き。
鞘(saya) :黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研のため、薄錆が有りますが、地刃は冴えています。
傷:欠点に成るような傷は有りません。