儀平屋 オリジナル新作刀
龍神源貞和作 二尺二寸五分 拵入



龍神が住む里、紀伊國龍神村の名工、源貞和刀匠の逸品。
龍神村は、古来から龍の神が住んでいると言われています。
この刀にも龍の神が宿っているのでしょう。
重量が軽くバランス良く、女性の居合に最適ですが、コレクションにも良いです。
Shinsakuo of Giheiya orijinal Ryujin minamoto Sadakazu saku.
The village where he lives is called Ryujin, and it is said that a dragon god has lived since ancient times.
So, I belived that this sword has a dagon god in it.

 

【登録 Reggistration Code】
令和5月3月2日 和歌山県第29994号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
68.1cm
【反り Curvature】
1.3cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)龍神源貞和作
(裏)令和五年二月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
29.5mm
【先幅 Width at the top] 
23.1mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
5.5mm
【先重 Thickness at the top】
4.6mm
【重量 Weight】
刀身494g 抜身 803g
Blade Just 494g With out saya 803g.
【時代 Period】
令和 / Reiwa period.

商品コード: 01-2120 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅細く重薄く、鳥居反り中鋒。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻。

「彫り物 carving」
片チリの棒樋が鎺下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃文は互の目で刃緑荒沸が付き砂流しがかかり、刃中金筋が入る。帽子は刃紋なりに湾込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
龍神源貞和作、本名安達和喜、田辺市龍神村殿原在住、師は龍神太郎源貞行刀匠で、龍神太郎源貞刀匠は従兄弟にあたります。
貞和刀匠は私の古くからの友達で、性格は温厚で生真面目、刀鍛冶以外に金工の仕事もしています。
鍛錬所の有る龍神村殿原は、山の緑は深く水は清らかな山里です。また昭和20年に近くの山にB29が墜落し、村の明神神社には慰霊碑が立っており毎年慰霊祭を行っています。
本作は、私が貞和刀匠から直接譲っていただいた刀身を、儀平屋オリジナルとして仕上げた刀で、鎺も貞和刀匠が作った物です。
縁頭、目貫は銀無垢を使い、鮫革は親粒の大きい高級な物を使っています。刀身は軽くバランスが最高で、女性の居合やコレクションに最適です。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki):銀無垢一重の腰祐乗。
鍔  (tsuba):鉄地丸形矢車の図。
縁頭 (fuchikashira):銀無垢的矢図。
目貫 (menuki):銀無垢獅子噛の図。
柄  (tsuuka):柄は親粒が付き巻鮫(見えない所で合わせています)。柄糸は豚表革の諸捻り巻き。
鞘  (saya):黒叩き塗り。

「刀身の状態 condition of blade」
研:研ぎ上がり状態です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。