説明
「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅やや広く重尋常、反り頃合いで中鋒、茎は生で鑢目は勝手下がり、茎尻は栗尻。
「地鉄 jigane」
板目肌が流れ柾となり、地沸付く。
「刃紋 hamon」
焼き幅の広い互の目、足良く入り、刃中は葉、金筋が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。
「特徴 detailed」
濃州住房太郎、本名は浅野房太郎、岐阜県羽島市在住、師は25代藤原兼房刀匠。
浅野刀匠はフランス、カナダ、アメリカで日本刀公開鍛錬を行っている国際派の刀匠です。
本刀は濃州堂の特注品として作られた物だと思われ、重量軽く手持ち軽く、拵もしっかりしています。
また刀身や鞘の鯉口等の状態から判断すると、居合や試斬には未使用の新同品です。
拵はしっかりしており、刀身は刃肉薄く試斬に最適な刀です、ご購入後、直ぐに居合や試斬で使えます。
「拵 koshirae」
ハバキ:銀無垢一重の腰祐乗。
鍔 :鉄地木瓜形菊唐草の図。
縁頭 :銀無垢菊唐草(コジリと一作)。
コジリ:銀無垢菊唐草。
目貫 :銀無垢獅子の図。
柄 :親粒が付き巻き鮫、柄巻は牛表革の諸捻り巻。
鞘 :鯉口鮫革巻黒呂鞘。
「刀身の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷: 欠点に成るような傷はありません。