大業物 笹露筑州住宗重作 二尺四寸三分 打刀拵入


伝説の大業物笹露、宗一門筑州住宗重刀匠の作品です。
前所有者は居合、試斬では使用しておらず、新品のコンディションです。
この機会を逃さず、是非手に入れて下さい。
Owazamono Sasatsuyu Chikusyu ju Muneshige saku.
This sword is Sasatsuyu from the legendary Owazamono.
Also, The former owner of this sword is not used by Iai or Tameshi-kiri,so new condition.

 

 

 

【登録 Reggistration Code】
平成14年12月19日 福岡県第99414号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
73.6cm
【反り Curvature】
1.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 two
【銘文 Signature and Date】
(表)笹露筑州住畝重作
(裏)平成十==年八月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
34.4mm
【先幅 Width at the top] 
27.5mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.9mm
【先重 Thickness at the top】
5.0mm
【重量 Weight】
刀身946g 抜身1175g
Blade just 946g With out saya 1175g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 01-2088 カテゴリー:

説明

「体配 style」
体配は鎬造り庵棟、身幅太く重尋常、鳥居反り、大鋒。茎は生で鑢目は切、茎尻は刃上がりの栗尻と成る。

「地鉄 jigane」
板目肌が良く練られ、地沸付く。

「刃紋 hamon」
互の目で刃緑沸が付き銀筋走り、刃中葉が入る。帽子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
宗重、本名は古城重昭、昭和7年生まれ。銘は筑州住宗重作とも切る。師は宗勉刀匠の父である宗弘刀匠。宗勉刀匠とは兄弟弟子の関係になります。
ただ笹露については、宗勉刀匠が鍛錬した物ですが、武用刀のため、万が一刀身が折れた場合、無鑑査の宗勉刀匠の名に傷が付くため、合作銘や、その他一門の刀匠銘を切っています。また笹露は、直心影流宗家の秋吉先生がプロデュースした物で、先生が竹を千本斬った後に刀身にダメージが無い物だけに「笹露」を冠する事が出来ます。
合格した刀身に秋吉先生が朱漆で銘の下書きを書き、その上に銘を切っています。本作も茎の銘に朱漆が残っていますが、これが笹露の本物の証でもあります。また本笹露は全所持者が居合や試斬には使用していません、柄巻きはオリジナル裏革のベージュから正絹の黒に巻替えたそうです。このような新品状態の笹露は余り残っていないので、この機会を逃さず是非手に入れて下さい。

「拵 koshirae」
ハバキ:銀無垢一重の腰祐乗
鍔  :鉄地繭透かし。
縁頭 :笹の図。
目貫 :龍の図。
柄  :柄巻は正絹黒の諸摘み巻き。
鞘  :黒石目。

「刀身の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷: 欠点に成るような傷はありません。