島根県無形文化財保持者
現代刀 雲州住貞永作之 二尺四寸六分 打刀拵入



島根県無形文化財保持者 雲州住貞永の力作。
居合用に作られた刀で、刀身が長く重量軽くバランス良く、居合に最適です。
Modern sword Unsyu ju Sadanaga saku.
The holder of Intangible Cultural Property of Shimane Prefecture
Unsyu Sadanaga live in Yokota town of Shimane prefecture.
Yokota town has only Tatara in the world.
Then this is a most suitable sword for a Iaido.
The blade has just been polished.

 

【登録 Reggistration Code】
平成23年2月9日 島根県第32944号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
74.6cm
【反り Curvature】
1.4cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)雲州住貞永作之
(裏)平成二十三年二月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.6mm
【先幅 Width at the top] 
24.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.0mm
【先重 Thickness at the top】
4.9mm
【重量 Weight】
刀身579g 抜き身865g
Blade Just 579g With out saya 865g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 01-2072 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
体配は鎬造り庵棟、身幅重共尋常、反り頃合いで鳥居反り、中鋒。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は栗尻と成る

「彫物 carving」
表裏に片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は小板目が所々流れ柾となり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は小互の目が乱れる。刃縁には微塵に沸が付き砂流しかかり、刃中は金筋、稲妻を見せる。鋩子は乱れ込み掃きかけ小丸に返る。

「特徴 detailed」
雲州住貞永、本名は小林力男、昭和27年生まれ、島根県横田町在住。昭和42年小林日本刀鍛錬場入門、47年に文化庁より作刀承認を受ける。48年には新作名刀展に初出品し入選。その後、努力賞を受賞し、寒山賞も受賞するなど精力的な活動を続け、平成11年には島根県無形文化財保持者に認定される。
本作、明倫産業にて居合用に作られた刀と思われます、刀身が長く重量軽くバランスが最高です。反りは1.4cmですが区(マチ)から茎にかけて反っているため、実際は1.8㎝くらいです、柄は8寸5分、バランスの点は鎺元に近いため、非常に軽く感じます。
また出品前に研ぎをかけていますので、研ぎ上がりたてです。ご購入後直ぐに居合で使えます。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)    :鉄地二階菱透かし。
縁頭(futikasira):石目桜の図。
目貫(menuki) :菊の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き、柄糸は牛表革の諸捻り巻き(8寸5分)。
鞘(saya) :乾漆石目の黒。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:研ぎ上がったばかりです。
傷:欠点に成るような傷は有りません。