現代刀 関住兼時作之 二尺四寸五分 打刀拵入

 
関の名工、二代小島兼時の作品、抜身の重量が925gと軽くバランス最高。
尚且つ樋が深く樋音鋭く、居合に最適の一振り。
Modern sword Seki ju Kanetoki koretsukuru.
This sword is long and light so pwrfecxt for Iaido.
 

【登録 Reggistration Code】
昭和56年7月30日 岐阜県第58061号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
74.2cm
【反り Curvature】
1.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表) 関住兼時作之
(裏)昭和辛酉年初夏吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.6mm
【先幅 Width at the top] 
22.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.6mm
【先重 Thickness at the top】
5.1mm
【重量 Weight】
刀身 682g 抜身925g
Blade Just 682g With out saya 925g.
【時代 Period】
昭和 / Showa period.

商品コード: 01-2021 カテゴリー: ,

説明

「体配 carving」
体配は鎬造り庵棟、身幅重共尋常、鳥居反り、中鋒。茎は生で鑢目は鷹の羽、茎尻は栗尻る。

「彫物 carving」
彫物は表裏に片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌に杢目が交じり、地沸付き、鉄色冴える。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れが湾れ、刃緑沸が付き、足入る。帽子は乱れ込み先尖り、小丸に返る。

「特徴 detailed」
関住兼時(二代)、本名は小島寛二、大正14年9月2日、岐阜県関市長住生まれ。師は父の小島時二郎(初代兼道)、また渡辺兼永の日本刀鍛錬塾でも学ぶ。
昭和32年2月9日に文化庁より作刀認可を受ける。 その後全日本刀匠会理事を務め、奨励賞、努力賞2回、入選21回受賞するなど、現代を代表する関の代表的刀匠。
ご子息は小島邦夫(二代兼道)氏、現在はお孫さんが三代兼時を名乗っている。
本作、居合用に作られた刀だと思われます。樋が深く樋成りの音は抜群です。長さが2尺4寸5分と長いのに、抜身の重量が925gとぐっと軽く、なおバランス良く直ぐに居合で使用できます。
出来が良く、ここまで軽く長い刀は市場には中々で来ないので、このチャンスをゲットして下さい。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の庄内。
鍔(tsuba)    :鉄地木瓜形蝶の図透かし。
縁頭(fhchikashira):肥後石目地。
目貫(menuki) :俱利伽羅の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く。柄巻は正絹黒の諸捻り巻。
鞘(saya) :黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:概ね良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。