現代刀 兼房兼氏作 二尺三寸一分弱 拵入

商品コード: 01-1486 カテゴリー:

説明

<体配>
体配は鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り、中鋒。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は栗尻と成る。
彫り物は片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しとなる。

<地鉄>
板目肌が流れ、地沸付く。

<刃紋>
刃紋は沸出来の中直刃、刃緑に沸が付き砂流しかかる。帽子は直ぐに入り小丸に返る。

<特徴>
兼房、二十四代兼房、本名は加藤孝雄、岐阜県関市、師は父である二十三代藤原兼房。
新作刀展では薫山賞、優秀賞、努力賞、等受賞多数。
兼氏、本名は加藤実、岐阜県関市、二十四代兼房刀匠の実弟。
本作、居合用に作られたものと思われ、重量軽くバランスは抜群、拵も程度が良く、直ぐに居合に使えます。

<拵え>
ハバキ:銀無垢一重の腰祐乗。
鍔  :鉄地繭影透かし。
縁頭 :山金魚子地秋草の図。
目貫 :赤銅地傘の図。
コジリ:銀磨き地。
柄  :鮫は親粒が付。柄巻きは正絹黒の諸捻り。
鞘  :黒石目。

<刀剣の状態>
研:古研ぎですが。また地刃は良く見えます。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。