現代刀 関住正直作 二尺三寸 拵入

Gendaito by Seki ju Masanao / Iai and Tameshigiri sword

商品コード: 01-1429 カテゴリー:

説明

体配は鎬造り庵棟、身幅やや太く重尋常、鳥居反り、中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上がりの栗尻と成る。
彫り物は、表裏に片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

板目肌が流れ柾と成り、地沸付。

互の目乱れ、刃緑盛んに沸が付き砂流しかかり銀筋は走る。刃中は柾目に沸がからみ簾刃と成り稲妻が入る、帽子は乱れ込み小丸に返る。

関住正直、本名は中田勝郎。岐阜県関市在住で義父の兼秀刀匠に師事する。正直刀匠の刀は戸山流の方が良く使っておられ、故河野貞光刀匠に匹敵する隠れた大業物として、試斬を されている方々の中では有名です。
本作品は、玉鋼を使用した、真面目に作られた作品です。ゴリッとした刀姿でバランス良く手持ちは軽いです。今回、刀身は研ぎ直し、新品の縁頭、目貫を使い柄を リペアしました、鍔も新品です。鞘は黒石目に塗り変えました。

ハバキ:素銅地一重の立鑢。
鍔  :鉄地桜図透かし(新品)。
縁頭 :銀地梅花図(新品)。
目貫 :梅花図(新品)。
柄  :鮫は親粒が付き巻き鮫、柄巻は正絹焦げ茶の諸捻り巻き。
鞘  :黒石目(塗り変えたて)。

研:研ぎ上がり状態です。
傷: 差し表のハバキ元から11cmくらいの刃中に柾割れが有ります。