現代刀 靖國一心子刈谷紫郎源直秀作之 二尺三寸五分 拵入

Gendaito by Yasukuni isshinshi Kariya Shiro Naohide kore tsukuru / Iai and Tameshigiri sword

¥380,000 (税込)

在庫1個

商品コード: 01-1425 カテゴリー:

説明

体配は鎬造り庵棟、身幅重尋常重、鳥居反り、中鋒。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は刃上がりの栗尻と成る。

地鉄は小板目肌に地沸厚く付く。

互の目乱れで、尖り刃を交え足良く入り、砂流しかかる。刃中は葉、金筋が入る。帽子は乱れ込み小丸に返る。

靖國一心子刈谷紫郎源直秀、本名は刈谷直治、大正6年11月10日の生まれ。昭和12年4月、靖国神社(財)日本刀鍛錬会に入会、小谷靖繁 刀匠の先手を勤め、昭和18年に陸軍受命刀匠の認可後は、土佐日本刀鍛錬組合で鍛刀する。 終戦後は、GHQにより日本刀制作が禁止されたが、サンフランシスコ講和条約により作刀が解禁となり、記念刀を作る。 その後、旺盛な作刀意欲を維持し続け、作刀に励み、新作名刀展・入選19回。新作刀展覧会・入選5回、高知県展・入選 20回以上という多大な功績を残す刀匠です。また最後の靖國刀匠としても有名な方で、映画「靖国YASUKUNI」にも出演されました。
本作、居合用に特注されたものと思われ、二尺三寸五分の長さに、樋無の抜身が980gと軽く手持ちバランス良く仕上がっています。 また柄は新品の縁頭、目貫を使いリペアしました、鍔も新品です。研ぎは古研ぎのため、小錆が多いですが、居合や試斬に使うのには 支障有りません。ぜひ最後の靖国刀匠の刀で居合を抜いて下さい。

ハバキ:銀無垢一重の庄内。
鍔  :鉄地高波透かし鍔(新品)。
縁頭 :銀地肥後波の図(新品)。
目貫 :銀地鯉の図(新品)。
柄  :柄巻は牛表革の諸摘み巻き(新品)。
鞘  :笛巻塗り鞘。

研:古研ぎで、小錆がヒケが有りますが、地刃は見えます。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。