品番 02-1144
保存刀剣
無銘 宇多 二尺三寸 拵入
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種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 69.9cm |
反りCurvature | 2.0cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 3個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 31.4mm | 先幅Width at the top | 25.7mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.4mm | 先重Thickness at the top | 5.2mm |
重量Weight | 刀身740g、抜き身1,030g | 時代Period | 室町時代後期 |
銘文Signature and Date | 無銘 | ||
登録Registration Code | 昭和37年4月12日 東京都教育委員会 |
品番 02-1144
<体配>
鎬造り庵棟、大磨り上げ、身幅重共尋常、腰反りで中鋒。茎は磨り上げで鑢目は切、茎尻は一文字に切られる。
<地鉄>
板目肌が流れ、写りたつ。
<刃紋>
互の目乱れで、刃縁細かな沸が付き、砂流しかかり、刃中金筋が輝く。帽子は火炎風に掃きかけ小丸に返る。
<特徴>
宇多とは越中の國にて、鎌倉時代末の文保頃の古入道国光を祖とする刀工群であり、南北朝時代時代を経て室町時代まで続きます。鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての作品を古宇多、室町期の作品を宇多と言います。
本作、室町時代中期頃に太刀として作られ物を、後の時代に打ち刀として磨り上げれたと思われます。綺麗な天正拵が付属しており装飾としてコレクションも良いですが、居合にも使えます。
<拵え>
ハバキ:素銅地金着二重。
鍔 :葵透かし(銘:越前記内)
縁頭 :赤銅磨き地寿老人の図(銘:政隋)、頭は水牛の角。
目貫 :赤銅地椿の図金色絵。
柄 :天正拵の柄を新調しました。鮫は親粒が付き巻き鮫で、黒染め(粒の凹んでいる所は艶消し、粒の頭は艶有りに塗り古さを表現しました)、柄巻きは牛スエード栗茶色の諸摘み巻き。
鞘 :朱色のツイシュ。
その他:白鞘とつなぎが付属
<刀剣の状態>
研ぎ: 古研ぎですが錆は有りません。
傷: 所々に疲れ傷がありますが、鍛え割れのような大きな傷は無く、肉眼では気に成りません(写真は実物より大きいため、誇張して写っています)。