現代刀 堀井胤匡作 二尺四寸五分 拵入| 日本刀・刀剣総合専門店『儀平屋』

・堀井胤匡（ほりい・たねただ）本名・堀井重克。昭和29年3月30日、室蘭市生まれ。室蘭工高を卒業後、昭和47年に日本製鋼所室蘭製作所に入社。堀井家４代目刀匠の信秀氏、父胤次氏に師事する。堀井家の系譜は 堀井胤吉（月山貞一・大慶直胤門人）; 二代 堀井胤明; 三代（瑞泉初代） 堀井俊秀; 四代 堀井信秀; 分家 堀井胤次; 現当主 堀井胤匡と成る。

・鎬造り庵棟、身幅太く重厚く反り尋常、鳥居反り、中鋒。地鉄は小板目が詰み、地沸付く。刃紋は互の目丁字乱れ刃で足入る。鋩子は乱れ込み小丸に返る。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は刃上がりの栗尻と成る。
彫り物は片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。
・ハバキは銀無垢一重の腰祐乗。

<拵>
・拵は誂えた物だと思われます。縁頭は鉄地布目象嵌竹の図。目貫は銀地蟹の図、柄巻は表革の諸捻り巻きで巻変えたばかりです。鍔は時代の鉄地透かし鍔。鞘塗りは黒呂です。

<その他>
・バランスが良く、居合用に直ぐ使えます。。

<刀剣の状態>
研ぎ:　研ぎは古研ぎですが錆は有りません。
傷:　欠点に成る様な傷は有りません。