保存刀剣
備前國長船清光 八寸八分半 合口拵入

 
末備前の名工、長船清光の短刀、永禄の年季が入っています。
付属する合口拵は幕末の物で、居合の前差に最適です。
Hozon Token Bizenkuni Osafune Kiyomitsu.
This Tanto was made in 1567.
The Aikuchi Koshirae was made in late Edo period.

 

 

【登録 Reggistration Code】
平成16年1月8日 愛知県第69425号
【種別 Category】
短刀 Tantou
【長さ Blade length】
26.7cm
【反り Curvature】
0.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)備前國長船清光
(裏)永禄十年八月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
22.8mm
【先幅 Width at the top] 
16.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.3mm
【先重 Thickness at the top】
3.9mm
【重量 Weight】
刀身189g / Blade Just 189g.
【時代 Period】
室町時代 / Muromachi period

商品コード: 04-1148 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
平造り庵棟、身幅細くやや厚く、反り無しふくら枯れる。茎は生で鑢目は浅い筋違い、茎尻は刃上がりの栗尻。

「地鉄 jigane」
板目肌に小板目が交じり、流れ肌立ち、映りが現れる。

「刃紋 hamon」
直調の小互の目乱れ、刃緑細かな沸が付き、砂流しかかり、刃中は金筋が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
備前国住長清光は室町時代後期の末備前鍛冶です。清光を名乗る刀工には、五郎左衛門尉・孫右衛門尉・彦兵衛尉・孫兵衛尉、などが居ます。本作の清光も特定は難しいものの、清光の特色がよく示されて出来が良い一振りです。また永禄十年八月日の年紀があることからも数物では無く、名だたる武将の注文打ちの短刀と考えられます。
付属する合口拵は幕末に作られた物で、桔梗紋が蒔絵されています。居合の前差やコレクションに最適です。

「拵 Koshirae」
拵:黒呂鞘桔梗紋合口拵、白鞘。
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の大阪鎺。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:概ね良好です。
傷:肌立った箇所が有りますが、欠点に成るような傷は有りません。