保存刀剣
無銘(新々刀海部) 四寸八分弱 白鞘入

 
おそらく造りの海部の懐剣、おそらく他には無いでしょう。
刀身は研ぎ上がたばかりです。珍品です!
Hozon Token mumei kaifu with Shirosaya.
This Kaiken is Osoraku tsukuri so it’s very rere.
The blade has just been polish.

 

 

【登録 Reggistration Code】
令和4年11月17日 兵庫県第126178号
【種別 Category】
短刀 Tantou
【長さ Blade length】
14.7cm
【反り Curvature】
0.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
無銘 Unsigned
【元幅 Width at the bottom part of blade】
20.4mm
【先幅 Width at the top] 
15.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
5.5mm
【先重 Thickness at the top】
5.0mm
【重量 Weight】
刀身101g / Blade Just 101g.
【時代 Period】
江戸時代後期 / The latter of Edo period.

商品コード: 04-1143 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
おそらく造り庵棟、身幅重尋常、反り無し大鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は入山形。

「地鉄 jigane」
地鉄は杢目肌が詰み、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は直刃調の小乱れで匂口明るく、刃中は金筋が入る。釯子は掃き掛け深く入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
海部、阿波の國(徳島県)海部郡で鎌倉時代から幕末まで続く刀工集団で 江戸時代には蜂須賀家のお抱え鍛冶として徳島城下で鍛刀していました。
本作、幕末に流行したおそらく造りの懐剣です。海部刀は野暮ったい物が多いですが、本懐剣は地鉄は良く詰み、刃中に金筋が入った優れた物です。海部刀のおそらく造りは初めて見ましたが、おそらく他にはないでしょう。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重横祐乗鑢。
鞘 Saya  :白鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:研ぎ上げたばかりです。
傷:欠点に成るような傷は有りません。