保存刀剣
金高 九寸五分 打刀拵入、白鞘付



室町時代後期、関の名工、初代金高の短刀。
江戸時代に作られた特別貴重小道具の小さ刀拵は最高です。
Hozon token Kintaka.
This Tanto has tokubetsu kicho Koshirae.


 

【登録 Reggistration Code】
昭和36年5月25日 東京都第106972号
【種別 Category】
短刀 Tantou
【長さ Blade length】
29.0cm
【反り Curvature】
0.3cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)金高作
【元幅 Width at the bottom part of blade】
26.1mm
【先幅 Width at the top] 
17.5mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.2mm
【先重 Thickness at the top】
4.0mm
【重量 Weight】
刀身188g
Blade Just 188g.
【時代 Period】

商品コード: 04-1115 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
平造り、庵棟。反り僅かでふくら程よく枯れる。茎は生で桧垣鑢がかかり、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋がハバキ下に掻き流し。

「地鉄 jigane」
板目肌に小板目が交じり、地景が入る。

「刃紋 hamon」
互の目、刃緑沸が付き、飛び焼きを見せる。釯子は乱れ込み深く返る。

「特徴 detailed」
金高、室町時後期の美濃関の刀工。作品は永禄頃から見られ、文禄頃には豊後守を受領し銘を豊後守藤原金高と切る。
付属する拵は茶石目地塗鞘小さ刀拵で、時代は江戸時代後期くらいの物と思われる。

「拵 Koshirae」
※特別貴重小道具鑑定書付
ハバキ(habaki) :銀無垢一重腰祐乗。
鍔(tsuba)    :葵唐草図赤銅魚子地。
縁頭(futikasira):蝶図朧銀地。
目貫(menuki) :双雁図赤銅地、喰出。
小柄(kozuka):軍配采配図。
柄(tsuka) :鮫皮は親粒がつき巻き鮫。柄糸は焦げ茶、漆仕上げのこより糸による編巻き。
鞘(saya) :茶石地塗鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎ、少しヒケあり。研ぎ直せば素晴らしくなります。
傷:肌立ったところは有りますが、鍛え割れ等は有りません。