(03-1232)
特別保存刀剣
陸奥守橘為康 一尺二寸九分半 白鞘 拵付


Tokubetsu Hozontoken Mutsunokami Tachibana Tameyasu with Shirosaya and Koshirae.
新刀中上作、紀州石堂の代表刀工、陸奥守為康の脇差。
華麗な波頭の刃紋を焼いた逸品、拵のコンディションも良いです。
This wakizashi is Shinto chujo saku and this sword smith is Kisyu Sekido.
The Hamon is wave crest pattern.
Also, Koshirae has good condition.
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

【登録 Reggistration Code】
平成元年4月19日 徳島県第25206号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
39.3cm
【反り Curvature】
0.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)陸奥守橘為康
【元幅 Width at the bottom part of blade】
29.7mm
【先幅 Width at the top] 
20.8mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.5mm
【先重 Thickness at the top】
5.5mm
【重量 Weight】
刀身380g
Blade just 380g.
【時代 Period】
江戸初期 / Early Edo period.

商品コード: 03-1232 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、反りやや浅く中峰。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は入山形。

「地鉄 jigane」
板目肌に小板目が交じり、地沸厚く付く。

「刃紋 hamon」
互の目乱れ、波頭を彷彿させるような、華やかな互の目を焼き飛び焼きを見せ、刃縁砂流しかかり、刃中は葉、金筋が入る。帽子は刃紋み小丸に返る。

「特徴 detailed」
陸奥守橘為康、紀州石堂二代康廣の晩年銘、本名は富田五郎左衛門、初代康廣(紀伊國康廣)の実子。初めは和歌山城下で鍛刀していましたが、後に父親と一緒に摂津に移住する。 二代康廣は備中守を実子で有る三代康廣に譲って後、土佐将監橘康廣を名乗り、 陸奥守を受領後、陸奥守橘為康と名乗る。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)    :鉄地鐙の図金象嵌。
縁頭(futikasira):赤銅魚子地に、丸に剣柏紋の金象嵌が入る。
目貫(menuki) :赤銅地扇の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫、柄糸は正絹黒の諸撮み巻。
鞘(saya) :黒呂、小柄櫃、笄櫃が付く。      

「刀身の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷: 差表の真ん中から鎺よりの鎬に柾割れが有りますが、その他欠点に成るような傷は有りません。